「広島の歩き方」vol.9後編 讃岐屋 紙屋町店に到着 | 創業48年・広島県民に愛されるうどんの秘密を社長自ら語ります
海外160の国と地域で発行されている『地球の歩き方』。その広島版が仲間入り!
小嶋沙耶香アナウンサーがこの本を片手に広島をゆるりと散策する「広島の歩き方」。
前回に引き続き、「讃岐屋 紙屋町店」を目指して歩きます。
前回記事:https://hread.home-tv.co.jp/post-467520/
【安芸津ほっこりマルシェ】
福屋八丁堀店の前を歩く小嶋アナ。
昨年秋に取材をさせていただいた「安芸津ほっこりマルシェ」がすぐ近く。せっかくなので、立ち寄ります。
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【讃岐屋 紙屋町店】
安芸津ほっこりマルシェを後にし、無事に讃岐屋 紙屋町店に到着。
さっそく、メニューをチェック!
何を食べるか悩んでいると……。
「こんにちはー」
なんと、讃岐屋の社長、長田 拓さんが登場!
社長もぜひ、一緒に食べましょう。
社長のご両親がはじめた讃岐屋は、今年で創業48年。
創業当初は、大分県でうどんの自動販売機を設置し販売をしていたそう。
その後、広島に移り、1977年に讃岐屋牛田本店をオープンさせました。
そもそも、なぜ「讃岐屋」という名前なのでしょうか?
「48年前は、広島にうどん店が少なかったみたいで。うどんといえば、やっぱり“讃岐”。そう思って、『讃岐屋』と名付けたと聞いています」
しかし、讃岐うどんと同じスタイルではなく、広島の人に合う麺の質と味で提供をしているそうです。
麺は作り置きをせず、打ちたてを使用。
門外不出のレシピで45年以上同じ味を提供しています。
小嶋アナ、この“門外不出のレシピ”がどうしても気になる……。
「専用に作ってもらっている大分県のしょう油がある。そのしょう油を使っていますので、独特の味ができている」
長田社長の祖父が九州出身で、ちゃんぽんが好きだったことから、ちゃんぽんをベースにしてうどんをアレンジしたことが、看板メニュー・スタミナうどんの誕生につながりました。
創業当時から、具材も作り方も変わっていないんだとか。
鍋焼きうどんは、自家製のしいたけをはじめ、牛肉、えびなど具沢山。
海苔をのせているのは、時間がたつと海苔がふやけてだしに混ざり、絶妙なうま味が出てくるから。こだわりを貫いた一品です。
まだお届けできていないエリアにも出店していきたいと話す長田社長。
創業48年の“巳年・年お店”になる讃岐屋、これからも挑戦は続きます。
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讃岐屋 紙屋町店
広島市中区大手町1丁目4−1
営業時間 11:00~21:00
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広島ホームテレビ『ピタニュー』(2024年1月28日~30日放送)
ライター:神原知里