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サウナ好きなら1度は訪ねて欲しい! 全長20メートルの流水バスと高温サウナを有する「サウナ & カプセル フジ」に

ロケットニュース24

近年サウナの需要が高まっている。一頃より落ち着いたとはいえ、依然愛好家は多く、当編集部の何人かもサウナには強いこだわりがある。私(佐藤)はというと、1カ所でジッとしているのが苦手なので、サウナを好む方ではない。あれば入るという程度だ。

そんな私のようなサウナに “アツい” 想いを持たない人間でも、「ここはいいな!」と思うサウナ施設を紹介しよう。名古屋市中区にある男性専用の「サウナ & カプセルフジ」である。ここはサウナと風呂が充実しており、きっとアツいサウナ―なら堪らない施設のはず。

・名古屋の街はいまだわからない

私が前回名古屋を訪ねたのは2017年のことである。その当時も感じたことなのだが、名古屋の地理はよくわからない。来る頻度が低いゆえに街の位置関係を覚えきれないのである。名古屋駅の周辺から栄にかけて繁華街であることはわかるのだが、それ以外の位置関係が頭で描けない。

もう2~3度足を運ばないと、地理をつかむのは難しそうだ。

街を把握していない証といっては何だが、名鉄百貨店のナナちゃん人形を直に見たのも今回が初めて。動画や写真で見たことがあったが、実物は想像よりもはるかにデカい。夜見たら、軽く恐怖を覚えるかも……。

栄に観覧車があることも今回の訪問で知った。サンシャインサカエ3階のスカイボートは1周15分で栄の街を見下ろすことができるそうだ。今回は乗る時間がなかったのだが、次回はぜひ乗ってみたい。

・歴史を感じる造り

そんな私が宿泊したのがサウナフジだ。栄と錦町の間にあり、どちらも歩いていける好立地にある立体駐車場付きのサウナ施設である。

利用料金は朝6~深夜24時までの普通入泉の場合は平日2500円。短時間の60分サウナは1500円となっている。宿泊は平日4500円で金土祝前は5000円である。カプセルルームは全368室。平日予約なしで訪ねたところ、問題なく部屋を取れた。

夕方チェックインした私は、そのまま7階のコワーキングスペースで仕事をしている。スペースはわずか3席しかないものの、私以外に利用する人はなく、奥の喫煙ラウンジに出入りする人もほとんどいなかったため、集中して仕事をすることができた。

施設はかなり歴史を感じさせる造りをしているが、静かでなおかつ衛生的なので、不快に感じることは一切ない。

・高温サウナと水風呂

ここの売りはなんといってもサウナ・スパだろう。地下4階が全面入浴施設になっており、6つの浴槽と3つのサウナを有している。

目玉は浴室の中央に設けられた「超音波流水バス」だ。全長20メートルの巨大な浴槽で、大きな滝から絶えず水が流れている。あまりのデカさに目を見張るのだが、私の入浴時に入っている人はほとんどいなかった。

なぜなら風呂だと思って入ったら水だった! 要するにプールなのである。温かいと思って入ると思わぬフェイントを食らうので、私も足だけつけて入るのを止めてしまった。

だが、サウナ上がりには絶対気持ちいいはず。あいにく、私が入っている時にサウナを利用している人もあまりいなかった……。

このほかにも水温25度の「浅瀬の水」、さらに低い水温14度の「深海の水」も用意されているので、水風呂を待つ心配はなさそうだ。

それでサウナの方なのだが、こちらも立派な設備が整っている。定員40名の「漢のサウナ」は80~90度の温度設定で体感100度以上。実際に入ると肌がヒリつく熱さだ。

それに加えて毎時00分にアウフグース、毎時30分にオートロウリュウが行われる。滝汗必至、私のような堪え性のない人間は3分も入っていられない。その熱さに耐えた後に先の3種の水風呂に入れば、格別に違いない

カプセルは一般的な広さで睡眠には十分。平日は利用客がそう多くなく、利用しているのは常連と思われる客ばかり。慣れているのでマナーがよく、快適に滞在できた。

注意点を挙げるとすれば、飲食物の持ち込みは禁止であること。他の施設では持ち込みOKのことがあるが、ここでは禁止だ。うっかり持ち込んでしまわないように気をつけたい。

逆に言うと、気になった注意点はそれくらい。館内施設は充実しており、繁華街へのアクセスもよく、名古屋駅からもそう遠くはない。名古屋に滞在予定の方々におすすめしたい。

・今回訪問した施設の詳細

名称 サウナ & カプセルフジ(男性専用)
住所 愛知県名古屋市中区錦3-22-31
時間 24時間

参考リンク:サウナ & カプセルフジ
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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