さよなら「E3系新幹線」 2026年春までに山形新幹線「つばさ」を新型のE8系に統一
JR東日本は13日、来春2025年3月15日のダイヤ改正までに東北・山形新幹線にE8系を9編成追加投入すると発表。さらに2026年春までに全ての「つばさ」をE8系に統一し、E3系新幹線の運転を終了することを明らかにしました。
E3系は秋田新幹線の開業にあわせ、1997年3月にデビュー。当初は東京~秋田間直通の「こまち」用の車両として使用されていました。2013年に新型のE6系が登場したことで、E3系は2014年3月に秋田新幹線で営業運転を終了しています。
山形新幹線では開業時に登場した400系新幹線が活躍していましたが、1999年12月の新庄延伸にともない、増結用のE3系1000番代を新造。2008年から400系置き換え用の2000番代を順次投入し、2010年に置き換えを完了しています。
E3系の中には観光列車に改造された車両も。足湯が設置された「とれいゆつばさ」、車内外をアートで彩った「現美新幹線」などが登場しましたが、これらの車両はいずれも運行を終了しています。