犀川での本流エサ釣りで45cm級ニジマスを連打!【長野】大型のバラしも
2月18日(火)、長野県内を流れる大型のニジマスやブラウントラウトが釣れる犀川へ本流釣りに行って来た。
犀川で本流釣り
今回は、長野自動車道安曇野インターを降りてから近い犀川橋下流エリアを選んだ。7時ごろセブンイレブン安曇野インター北店に到着。ここで遊漁券(一日券¥1000)を購入する。犀川は平ダムを境に上流部を犀川漁協、下流部を犀川殖産漁協が管轄しており遊漁券が変わる。遊漁券の販売場所によっては2つの遊漁券を扱っているので、どちらの券を購入するか注意が必要。
犀川橋左岸側の土手を走ると右に降りる場所があり、そこを降りると右側の先には右と左に車を停めるスペースがある。
現場に着いた時の気温はマイナス4度。3.5mm厚スリムウェーダーに上は発熱素材のインナー。そして肩甲骨、背中、腰、大胸筋上部周辺にカイロを貼り、その上に薄めのダウンベストと防寒のレインといった重装備で準備を進める。
竿は8.2m、仕掛けはフロロ3号の通しで目印を5つ、ハリはサクラマスペシャル9号。オモリはハリから25cmくらいの場所にカラーシンカー0.3号を1つか2つ。エサはマグロの赤身(筋が多めでいい)を1〜1.5cm角に切ったものとブドウ虫を用意。ニジマスにはマグロ、ブラウンにはブドウ虫が有効で使い分けて狙うのがいい。
釣友に45cmニジマスヒット
河川敷に出て上流のポイントを目指す。事前情報では犀川橋下流にある石積み周辺を狙うのがいいと聞いていた。解禁日は60cmのブラウンが出ていたらしい。
石積み上の瀬尻から狙うが反応はない。少しずつ下りながら丹念に探っていく。石積み前で奥の瀬脇を流した時、目印に変化があった。アワせると竿に重みが伝わる。何度か魚が突っ込みジャンプ一発でフックアウト。見た感じは30cm台真ん中くらいのニジマス。
その後しばらくアタらなかったが、手前の瀬脇を流した時にアタリが。アワせると一気に竿が弓状にしなる。しかし、取り込もうとモタついて竿のテンションが緩んだ瞬間に流れに突っ込んでいかれ、完全に流れに乗られてしまう。沖へ一気に出られてしまった瞬間、竿がのされた状態になりラインブレイク(泣)。逃した魚は大きかった……と思う。
大型らしきバラシを仲間に報告すると、下流から上がって来て少し離れた同じようなポイントに入る。数投後に竿が曲がっている。かなりの引きだ。岸に寄せようとしては走られる、これを何度か繰り返してキャッチしたのは、体高のある45cmほどのニジマスだった。
体高ばっちりの45cm級ゲット
私も大型を目指してひたすら竿を振る。コツコツっとしたアタリはあるが掛からない。少し小さめにカットしたマグロで流してみると、30cm級のニジマスが釣れた。さらに同サイズを追加する。
石積み下に若干反転流のようになり流れに戻るポイントがあった。そのポイントの流れにエサを入れていくとアタリが。アワせると魚はすぐに流れに乗り、強烈に竿を曲げていく。今回は慎重に岸際まで寄せていくが、何度か流れに戻られそうになる。それでも後ずさりしながら岸際へ。魚体がギラッと反転、まずまずのサイズだ。キャッチしたのは体高ばっちりの45cm級のニジマス。
午後になると、かなりの強風に。それによる寒さに負けて15時に納竿した。60、70cmも夢ではない犀川。これから楽しみ!
<週刊つりニュース関東版 平賀精一/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年3月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。