豊中駅前の花壇がめっちゃセンス良くなってる/詳しく調べてみると壮大な「大作戦」が展開されていた
みなさんこんにちは、ヤマグチ@TNNです。か~なり前なんですが、読者さんからこのような情報をいただいていました。
豊中駅前の人工広場には植え込みが設けられており、もともとツツジと思われる木が植えられていました。ところが、このほど数ヶ所でさながら"プチ龍安寺状態"ともいえそうな光景が見られるようになっています。 (中略)緑が無くなるといささか殺風景な感じもしますが、この光景が暫定的なものなのか否か、そして今後も全ての植え込みに波及するのでしょうか…?byHQ9003さん
ということで、2024年12月上旬に現地を見に行っていました。
念のために地図ではこちら。
あれ??お花が植わってますね。
※情報提供の時に添付してくださった写真は本当に石だけでした/2024年12月13日撮影
というかなんか…色味というか、立体感というか…めっちゃ素敵じゃない?
役所のセンスとは思えないな…(失礼)
綺麗になってよかったなぁ、と思いながら数ヶ月後の2025年2月にまた見に行ってみると・・・お?
※2025年2月25日撮影
「花いっぱい大作戦」と書かれた看板が!
「これは何かあるぞ!」ということで大門公園の中にある
豊中市環境部公園みどり推進課の山崎(やまさき)さんにお話を聞いてきました。
※山崎さん
――豊中駅前の花壇が素敵になっていて驚きました。あれはどなたがされているんでしょうか?
山崎さん
「あちらの花壇は専門業者さんとタッグを組んで植えさせていただきました。実は豊中市では、市と市民さんと企業さんで協力し、豊中市内をお花でいっぱいにする「花いっぱい大作戦」を展開しています」
※このロゴ、良く見ると豊中の名所や名物が沢山書かれててめっちゃ可愛い!/字体がちょっとドリフっぽいのも親しみがあります
駅前とか人通りの多いところの花壇を事業者さんにオーナー(スポンサー)になってもらい、花壇の維持管理をお願いしてるそうです。(他市でも事例があるんだって)
※豊中市民病院前の花壇/2025年4月撮影
元々は「花いっぱい運動」として、豊中市と市民グループのみなさんで公園や地域をお花で彩り、少しでも潤いのある空間を広げる活動をされていたそう。
※岡町駅前の花壇/2025年2月撮影
ですが、高齢化や猛暑など色々な条件が重なり、花壇の手入れをしてくれる担い手が少なくなってしまったんだって。
優しい気持ちで続けて下さっている活動を続けたいと!事業者にも入ってもらうことを決めたそうです。
※2024年9月からスタートし、2025年度に本格的に展開していくそうです
山崎さん
「市と市民さん、そして事業者さんと手を取り合って、豊中じゅうをお花でいっぱいにしたいです。綺麗なお花があると気づかずとも心の潤いになると考えています。普段の生活がすこし楽しくなり、豊中市自体の価値があがるような街づくりをしていきたいです」
確かに手入れされた花壇があるとゴミが捨てられたりするのも減りますし、なんといっても見てるだけで嬉しくなりますよね。
「お花を育てるのは難しいです。人と、仕組みと、お金の3つが必要になります」と山崎さんは話されていました。それは確かにそうですよね。
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この大作戦に参加してみたい人や企業さんはこちらからお問い合わせしてみてくださいね。
※ホームページより引用
山崎さん、公園みどり推進課のみなさん、そして日比谷花壇のみなさんもお話を聞かせて下さりありがとうございました!