「正月太りが気になる人」必見。スープに入れると体が喜ぶ健康食材の正体とは?
ついつい食べ過ぎてしまうと、気になるのが体重。そんなときは、腸をきれいにすることも大事なんだそう。そこで今回は、管理栄養士の関口絢子さんに、無理なく健康的に食べられる「腸活ダイエットスープ」の作り方を教えていただきます。
教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
3つのポイント
今回は「腸活ダイエットスープ」をご紹介します。今回紹介するスープを夕食に置き換えるだけでも効果が期待できます。
まずは大人のダイエットの3つのポイントをご紹介します。
1.腸をきれいにする
正月太りや食べ疲れた胃腸は弱くなっていて、消化や吸収能力が落ち、未消化物が腸内毒素の原因になることもあります。そこで腸をきれいにすることを意識しながら、血行促進や便秘解消、ポッコリお腹を解消して、むくみにくい体を作りを始めましょう。食物繊維や発酵食品、乳酸菌などを意識しましょう。
2.代謝を上げる
筋肉量が減ってきたり、運動不足が続いたりすると代謝が下がりやすくなります。代謝を上げるには、代謝のビタミンといわれるビタミンB群をしっかり摂ることが重要です。たんぱく質食品にはビタミンB群が多く含まれているものもありますので、意識することで代謝を上げやすくなります。
3.脂肪燃焼しやすい体になる
代謝を上げることが大前提ですが、血の巡りをよくすることにもダイエットに深く関わってきます。血の巡りをよくする食べ物は、にんにくやショウガ、スパイスなどがあります。また、脂肪細胞の肥大化を抑える効果があるといわれるのがリコピン(トマトやスイカに含まれる)です。トマトの水煮やトマトジュースをうまく活用するのもおすすめです。そのほか、エゴマ油やアマニ油、酢なども積極的に摂りましょう。
腸活ダイエットスープ
今回は腸をきれいにする以下の食品を使います。
・発酵食品……みそ
・食物繊維が摂れる野菜……キャベツは胃の働きを助けるビタミンUを含むので、食べ疲れをしている人におすすめの野菜
・代謝を高める食品(たんぱく質食品)……卵
・脂肪燃焼のための食品……トマトジュース、エゴマ油(アマニ油でも代用可)
大人のための腸活ダイエットスープの作り方
材料はレシピ通りでなくもよいので、大人のダイエットの3つのポイントを踏まえて、食材を選んでみてください。
材料(1人分)
・キャベツ……10分の1個(130g)
・トマトジュース……2分の1カップ
・水……1カップ
・みそ……大さじ1杯半
・しょうが……1かけ
・卵……1個
・エゴマ油(アマニ油)……大さじ2分の1
作り方
1.火の通りがよくなるように、キャベツを小さめに切ります。しょうがはみじん切りにします。
2.鍋に水を入れ、キャベツ、しょうがを加えます。ふたをして、弱火でキャベツが柔らかくなるまで蒸し煮にします。
3.トマトジュースを加え、みそを溶かします。卵を鍋に割り入れて、ふたをして弱火で3分程度加熱します。
4.器に盛りつけてエゴマ油を回し入れ、できあがりです。
いかがでしたか? シンプルな材料ですが、トマトとみその風味があり、味に奥行があるしあがりになっています。キャベツがたっぷりで満足感もあります。今回ご紹介をしたポイントを踏まえて、食事を気をつけてみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
ayako/ライター