タカキューの純利益が急拡大 第3四半期は前年同期の62倍となる17億円
タカキューは1月10日、2025年2月期の第3四半期決算(3月1日〜11月30日)を発表した。売上高は71億600万円(前年同期比4.9%減)、営業利益は前年同期の27.5倍となる1億9300万円、四半期純利益は同62.1倍となる17億4100万円だった。
不採算店舗の撤退により、売上高は前年同期から減収となったが、商品の値引販売のコントロールにより粗利率が改善され、販管費も削減したことにより、営業利益は大幅に拡大した。また、最終利益は昨年3月に金融債権を保有する取引金融機関から約15億円の債権放棄があり、第1四半期決算で特別利益として債務免除益14億9900万円を計上したことから前年同期から62倍超となる大幅な黒字となった。
タカキューの2025年2月期通期の業績予想は、売上高は97億円(前年比3.3%減)、営業利益は2億円(前年は4000万円の赤字)、当期純利益は18億円(同1億2000万円の赤字)としている。