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東京、1月に行くべき祭り・花火4選

タイムアウト東京

東京、1月に行くべき祭り・花火4選

一般的に「正月」は三が日までを指すが、1月はまだまだ正月気分を継続できる祭りや花火大会が目白押しだ。冬ならでは空気の中、新年の余韻を楽しむ特別な時間を過ごそう。ここでは、神田明神で行われる伝統的な恒例行事や青梅の賑やかなだるま市、よみうりランドの開園60周年を記念したの花火イベントなどを紹介する。

Photo: Time Out Tokyo

青梅だるま市

青梅の冬の風物詩が今年も開催。安土桃山時代から室町時代に始まった青梅の市の名残りを今に伝えるために毎年開催されており、歴史的なイベントとして継承されている。元々は、「六斎市」として織物などの物々交換が行われていたという。

現在の主役である「だるま」が登場するようになったのは江戸時代に入ったころのことで、現在では「だるま市」として毎年1月12日に青梅の風物詩としてにぎわっている。

当日は青梅市内の旧青梅街道が歩行者天国となり、約200店もの露店が立ち並ぶ。住吉神社では古いだるまの御礼の「お焚き上げ」を実施。自分だけのだるまを探しに、青梅散策に出かけてみては。

※1月12日 13時30分〜20時/住吉神社/入場は無料

photo: Photo AC神田明神

だいこく祭

神田明神の祭神、だいこく様から福がもたらされる福神の祭。期間中は、神楽師がだいこく様とえびす様にふんし、参拝者一人一人の頭上で小槌(こづち)と福鈴を振って清めるほか、開運招福の縁起物である「福笹」の授与や、福引きなどを実施する。

2025年1月18日(土)には、新成人らが冷水を浴びて身を清める行事「寒中禊」が行われる。男性はふんどし、女性は白装束をまとい、つららが入った禊場で冷水を浴びて身を清めるという厳しい儀式だ。心身を清め、新年の無病息災や厄除け、幸福を祈願するための日本の伝統的な行事として続いている。

19日(日)には長い箸と包丁でタイをさばく伝統の儀式「四條流庖丁儀式」が行われ、「神田囃子」や「将門太鼓」の演奏も実施。神田明神の厳粛な雰囲気を体験できる、貴重な機会となるだろう。

※1月17日〜19日 参拝は9〜17時、寒中禊は10時〜、四篠流包丁儀式は12時〜/神田明神/入場は無料

鷽替神事

毎年1月に行われている亀戸天神の伝統行事。「鷽(うそ)替神事」とは、菅原道真公を祭神とする天満宮(天神社)に伝わる神事のことで、全国の多くの天満宮で実施されている。

「ウソ」は幸運を招く鳥とされ、毎年新しいうそ鳥に替えることで、それまでの悪い事が「うそ」になり、一年の吉兆を招いて開運が得られるという信仰に基づく。亀戸天神のウソ鳥は、ヒノキを使って、神職の手で一体一体心を込めて作られており、この2日間でしか手に入らない貴重なお守りとして人気だ。

限定の御朱印も授かることができ、例年、多くの参拝者でにぎわう。年明けは、愛らしく並ぶうそ鳥たちに幸運を招いてもらおう。

※1月24〜25日 8時30分〜/亀戸天神社/入場は無料

花火と大迫力の噴水ショー

画像提供:よみうりランド

「よみうりランド」の開園60周年を記念した、花火と大迫力の噴水ショーが「波のプールエリア」で開催。2025年1月18日(土)から2月15日(土)までの毎週土曜日に、過去最大となる1日約1200発、5日間で合計6000発の花火が夜空を彩る。

注目は、高さ15メートルの巨大リングのウォータースクリーン映像と238本の噴水、圧倒的なスケールを誇るレーザーと炎の演出だ。60周年にふさわしい、にぎやかでダイナミックなプログラムなど、3種の噴水ショーが花火と一緒に楽しめる。花火と噴水の華やかなコラボレーションが織り成す、美しい瞬間を満喫してほしい。

※1月18・25日、2月1・8・15日 19時15分〜19時25分/よみうりランド/料金はワンデーパス5,800円、中高生 4,600円、小学生・65歳以上 4,000円、未就学児2,400円

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