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【ダイソー】しんどいDIYからの脱却! コードレス『電動ドライバー』のハイパワーぶりを検証してみた! 

特選街web

「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回紹介するのは『電動ドライバー』。DIY作業の中で地味だけどかなりしんどい作業、それがねじ締め。ダイソーの電動ドライバーはDIYに使えるのか、レビューしてみた!

ドライバー使用時の手の痛さから解放されたい! たった1,100円のDIY投資!

SNSでの発信の影響で、近年盛り上がりを見せるDIY。ちょっとした棚を作ったり市販品を改造してみたりと、DIYに挑戦する人も増えたのではないだろうか。筆者も年に数回はDIYをしてものづくりを楽しんでいる。

その中で地味に大変なのがねじ締め。ドライバーを回す作業は、手が真っ赤になるほど痛いつらい作業だ。そのため電動ドライバーがとても役立つのだが……DIYを頻繁にしない人には、あまりお金をかけたくないところ。

そんな人たちに朗報だ。ダイソーには簡単なねじ回しができる『電動ドライバー』(7.3×4.6×21.5cm・希望小売価格 税込1,100円・発売中)が販売されている。価格はたったの税込1,100円。本格的なものだと5,000円はくだらないから、まさに破格の価格で販売されているのである。

必要最低限を備えた機能。付属ビットが充実!

重さは実測で203g。

L字ハンドルで、トリガーを押し込むと回転する仕組み。持ち手は一般的な電動ドライバーとほぼ同じくらいの太さで、グリップやすべり対策の加工はされていない。また、L字ハンドルの角度は固定で調整はできないようだ。

回転方向の切り替えスイッチは上部に付属。操作性の観点では側面に合った方が片手で操作出来て便利だが、誤ってスイッチを押さないように、という意図もあるのかもしれない。そのほか、速度調整のスイッチなどは見当たらなかった。

電池を入れて回してみた

バッテリーは内蔵しておらず、単三電池4本で駆動するワイヤレスタイプ。連続駆動時間は約30分とのこと。

写真だとギリギリブレるくらいの速さ

スイッチをオンにすると、ウイーンと回り始める。力強さや早さはなく、ねじを回すことに特化しているような感覚。ギュウィーーン! とか、シャアアー! といった怖さがないので、初心者でも比較的安心して使えそう。

付属ビット

付属品はビット11本(プラス×3、マイナス×3、六角×2、ポジドライブ×3)。ちなみにポジドライブは、欧州で使われているねじ規格で、プラスの溝の間に細い溝が入ったもの。日本では主にIKEAなどの製品に使われているようだ。DIYでは基本的に使わないから、IKEAのためだけに入っているのかもしれない。

マグネット取り付けなので下に向けても落ちない

取り付けは本体の先端に入れるだけ。マグネットでくっつくため、特別な操作は必要ない。外す際もビットと本体をもって引っ張ればOKだ。この気軽さはとってもいい。

そのほかの詳細は下記の通り。

入力電圧/電流:6V/0.8A 消費電力:4.8W

ビットチャック:六角軸

無負荷回転数:200rpm

最大トルク:3.7N・m

ドリル・木ねじを回してみた

それでは実際にダイソー『電動ドライバー』が使えるのか試してみよう。今回は、ヒノキに木工ドリルで穴があけられるか、木ねじを回せるか挑戦してみた。なお、電動ドライバーは穴あけ用途ではないので、本来は木工ドリルに使ってはいけない(通常はドリルドライバー、インパクトドライバーを使用する)。あくまでパワーの参考のため試した。

木工ドリル

まずは木工ドリル8mmサイズ。ビットチャックのサイズは一般的な大きさなので、問題なく装着できた。

始めの数mmはあいたが、これ以上はNG。ちょっと厳しいようだ。

木工ドリル6mmに変えてみると、かなり厳しめだが進まなくもない。

ちょっと無理をすれば2cmほどの厚さを貫通できた。

ヒノキは中程度の硬さとのことなので、乾電池タイプの電動ドライバーで穴をあけたと思えば十分すぎる性能ではないだろうか。

木ねじ

最後は木ねじ。カラーボックスなどでよく使われるねじだ。

下穴付きで回してみると、グググっと進んでいく。意外とスムーズに回る。これは気持ちいい。

下穴付きの4mm程度の木ねじを止まることなく最後まで回すことができた。ねじ頭も食い込むくらいには力があるようだ。

ちょっとしたDIYや仮締めにちょうどいい力加減!

ダイソー版『電動ドライバー』は、必要最低限を兼ね備えた商品。あくまでドライバーのため穴あけ作業などには向かないが、あらかじめ下穴やねじが切られている家具・棚の組み立てなどにはぴったりだろう。

また、必要最低限だからこその203gという軽さも魅力。筆者はバッテリー付きのインパクトドライバーを持っているが、ダンベルかと突っ込みたくなるくらい重たい。そう考えると、仮締め(本締めをしないこと、軽く固定すること)に『電動ドライバー』を使い、本締め(仕上げ)は手やインパクトドライバーで行うのがいいだろう。

これ1つで完結! とはいかないが、あればDIYがグッと楽になること間違いなし。『電動ドライバー』で楽しくDIYに取り組んでみてはいかがだろうか。

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