統一教会の韓鶴子総裁逮捕・起訴へ。韓国の信者たちは今…
10月10日（金）、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」（文化放送・15時30分～17時）が放送。午後3時台「アップデート・コラム」のコーナーでは、「統一教会の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁逮捕・起訴へ」というテーマで、ジャーナリストの鈴木エイト氏に話を伺った。
長野智子「先月、9月23日のことなんですが、韓国の特別検察が政治資金違反容疑で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子総裁を逮捕、ソウル拘置所の独房に収監しました。この事件は地元の信者たちの間ではどんな感じなんですかね？」
鈴木エイト「現状、信者たちが何をしているのかというと、韓鶴子総裁が収容されているソウル拘置所の前に集合して、連日、歌を歌ったりお祈りをしたり声をかけたり、そういう形の活動が表向きは目立っているんですね」
長野「へぇー！」
鈴木「ただ、その一方で、かなり教団内で権力闘争みたいなのが起こっていて、それがどういうふうに決着するかっていうところが、ある程度の道筋は見えているんですけど、まだちょっとよくわからないな、っていうところがあるんですよね」
長野「日本ではエイトさんが追っていたっていうのもあるけれども、随分と統一教会についてはみなさん問題があるっていうことを認識したけど、韓国ではここに至るまではそうでもなかった？」
鈴木「そうですね。特に日本でこれだけ被害が出ているっていうことが、あまり韓国国内では表には出ていなくて、3年前の安倍元首相銃撃事件の際に、日本での報道が逆輸入するような形で広まったっていうのもあるんですよね。さらに、韓国の政治家や政権中枢などに対してこれだけ問題のあるロビー活動を行っていたんだっていうことが明るみになって、連日、韓国のメディアも報道しているという状況になりましたよね」
