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東泉寺山門 17年ぶり屋根ふき替え

タウンニュース

ふき替えられた山門の屋根

川崎市内ではあまり見かけなくなったかやぶき屋根。平にある泰平山東泉寺でこのほど、山門の屋根がふき替えられた。

同寺の開創は約600年前の室町期で、山門は1810(文化7)年に再建された。本堂の屋根は1964(昭和39)年に瓦となったが、山門は200年以上にわたりかやぶき屋根が受け継がれている。昭和の時代までは、檀家がふき替えてきたが、平成に入ってからは、御殿場産の茅を購入し、作業は外部業者に依頼しているという。

ふき替えは17年ぶり。上形卓道住職は「作業する人によってデザインが異なるので、今回は昭和時代の写真をもとに復元を試みた」と話す。「知る限りではかやぶき屋根は市内でも2寺だけ。できる限り継続していきたい」と思いを語った。

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