犬がリラックスできている時のサイン7つ 知っておきたい愛犬の心理から配慮すべきポイントまで
犬がリラックスできている時のサイン7つ
愛犬と暮らす中で、「この家は過ごしやすいのか」「幸せなのか」といったことは気になりますよね。とくに、愛犬がリラックスできる環境を提供できているかどうかを、知りたい飼い主さんは多いのではないでしょうか。
そんな犬の気持ちを確認するために、犬がリラックスできている時のサイン7つをご紹介します。ぜひこの機会に、愛犬の気持ちに寄り添ってみてください。
1.体に力が入っていない
犬もくつろぐ時は人間と同じように横になり、だらんと手足を伸ばします。この時、筋肉が緩んだ状態であれば、心からリラックスできているのでしょう。
警戒心が高い犬ほど筋肉を緩める機会は少ないですが、そんな犬が気持ちよさそうに横になっているのを目撃すると嬉しくなりますよね。また、落ち着いた様子で横になっているのは、犬の健康状態が安定していることも意味します。
シニア犬ほど疲労を感じやすいため、安心できる環境を与えてあげるように心がけましょう。
2.口元が緩まっている
犬の口元が緩んで見える時も、リラックスしている時のサインのひとつです。眠気を感じていることが多く、船を漕いでいる状態の犬も口元がだらんとしています。
舌が出たまま寝てしまうかわいい犬もいますよね。そのような表情を見せてくれるのは信頼している証であり、安らげる場であることも意味しています。ぜひその環境を、これからも維持してあげてくださいね。
3.目が細くなっている
犬は嬉しい時や安心している時に、目元を細く緩めることがあります。さらに口角が上がっていれば、とても機嫌のよい状態です。
リラックスしている時も目を細めることが多く、そのまま寝てしまう犬もたくさんいます。起きているけど目を細めて見つめてくるのは、飼い主さんのことを信頼しているのでしょう。
ニコニコした笑顔を見せる犬は、とても可愛らしいですよね。とても良好な関係を築いているサインでもあるので、これからも愛犬にとって大切な存在でいてあげてくださいね。
4.お腹を見せる
床にゴロンと寝そべってお腹を見せる、いわゆる「へそ天」は犬がリラックスしている時にしか見られません。飼い主さんのことを信頼しているサインでもあり、嬉しくてテンション上がっている状態でもあります。
また、お腹を出したまま寝る犬も中にはいますね。この行動もリラックスしている何よりのサインです。不安のない環境であることを意味しているので、愛犬にとってとても暮らしやすいお家なのがわかります。
5.呼吸が落ち着いている
犬がゆっくりと呼吸を繰り返している時も、比較的リラックスしている状態が多いです。快適な環境であり、心身ともに安定している状況であることを意味します。
ただし、呼吸のペースは年齢や健康状態によって異なります。いつもより極端に呼吸が遅い場合は注意してください。おかしいと感じる場合は、早急に動物病院に相談しましょう。
6.飼い主にくっついてくる
飼い主さんにくっついている状態も、犬がリラックスしているサインです。足元にスリスリと体を寄せてきたり、さり気なく横に座ったりなど、犬の方から距離を縮めてくる時は甘えている気持ちが強いのかもしれません。
お尻や背中を向けて横になる犬もいますが、これは自分にとって無防備な姿を見せている状態です。犬に信頼されていないと見れない姿なので、ほどよい距離感を保ちながらこれからもよい関係を築いていきましょう。
7.ゆっくりと尻尾を振る
犬が落ち着いた表情でゆっくりと尻尾を振るのは、友好のサインです。相手のことを好意的に思い、不安や緊張のない状態を表しています。
名前を呼ばれた時に、ゆっくり尻尾を振って返事する犬もいますね。ゆっくり尻尾を振るのは必ずしもリラックスしているとは限りませんが、表情や状況から判断するとより正確に判断できるようになりますよ。
まとめ
犬にとってリラックスする時間は、心身の健康に関わるとても大切なものです。愛犬にはストレスがなく、ゆったりした気持ちで過ごしてもらいたいですよね。
ぜひ今回ご紹介したサインを参考にしながら、気になる点があれば改善してみてください。愛犬との信頼関係を深める第一歩となるはずです。