エミー賞米視聴率、前年比54%アップで低迷に歯止め ─ 「SHOGUN 将軍」最多受賞で話題
の最多18部門受賞が話題となった授賞式の模様はアメリカで平均6.87%の視聴率を記録し、前年比54%増となった。過去3年間で最多の数値となる。米ニールセン社の報告をやが伝えた。
近年のエミー賞は視聴率の低下に悩まされており、前75回は視聴者数446万件で過去最低を記録していた。
今年は屋外視聴数も含め687万件となり、最低記録を打ちとめた。2015年から2018年にかけて平均1119万件の視聴者数だったエミー賞は、コロナ禍以前より視聴率で苦戦を続けていた。
この回復について米メディアは、開催・放送が日曜日に戻った理由が大きいと見ている。前2年は月曜日に執り行われているほか、前回の第75回はハリウッドのストライキの影響で9月開催を2024年1月に延期していた。また、コロナ禍のためリモート開催となった2020年は610万件で当時最低となっていた。
第76回のエミー賞では、ドラマ部門では「SHOGUN 将軍」が、コメディ部門では「一流シェフのファミリーレストラン」がそれぞれ最多受賞となり、製作FXによる総取りとなった。ドラマ部門作品賞の発表では、「SHOGUN 将軍」真田広之が壇上で日本語によることも大きな話題となった。
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