鎌倉を代表する喫茶店『イワタコーヒー店』で人気のホットケーキとプリンを味わう〜黒猫スイーツ散歩 鎌倉編③〜
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな黒猫スイーツ散歩の鎌倉編の第3弾です。
80年の歴史ある喫茶店
鎌倉駅から徒歩2分にある『イワタコーヒー店』。
鎌倉の人気スポット「小町通り」に入ってすぐの右手にあるお店。
1945年創業の80年近い歴史がある、鎌倉を代表する喫茶店のひとつです。
80年の歴史あるお店ですから、かなり老朽化していたそうです。
3代目店主の生嶋さんになり建物をかなり修繕したり、椅子も張り替えたりしていますが、お店の雰囲気を壊さないようにと考えて行ったそうで、常連さんでもあまり気がつかなかったそうです。
確かに80年経っているとは思えないほど店内は清潔感があり、歴史を感じるのに古くさく感じない居心地よい空間になっています。
人気の席は、手入れされた中庭に面したサンルーム席。
この席を狙って開店前から並ぶ方も多いそうです。
黒猫も以前この席のために並んだことがあります(笑)。
現在は、創業者のお孫さんにあたる生嶋亜里紗さんが3代目店主として引き継いでいます。
お話をさせていただいて感じたのは、生嶋さんがお店、スタッフ、お客さんを大事にされていること。
中でも20人近いスタッフをすべて正社員として採用しているのは驚きでした。飲食店をされている方はお分かりと思いますが、1店舗の喫茶店のスタッフすべて正社員は滅多にないことです。
生嶋さんも、経営上は大変だが乗り越えると仰っていました。でも、スタッフの方の丁寧な対応や言葉使いを見ていると、その英断が素敵な接客として表れてきていると思います。こういった取り組みはぜひ応援したいですね。
看板メニューのホットケーキ
お店の看板メニューでもあるホットケーキ。
昭和30年代から変わらないレシピで提供されています。オーダーを受けてから丁寧に焼くので30分近く待つこともありますが、待つ価値のあるひと皿。
パンケーキブームの頃は、ほとんどの方がホットケーキをオーダーされていたとのこと。黒猫も当時遅い時間に訪れてホットケーキが完売になっていたことがありましたが、いまは落ち着いて、早い時間に完売することはほとんどないそうです。
バターとメープルシロップが添えられます。
バターが2個付いてきますが、1枚ずつシェアする方も多いからとのこと。
2人で頼んだ時に、何も言わなくても取り皿を持ってきてくれるホスピタリティもさすがです。
厚みある生地を重ねたまま必殺! 黒猫カッターで、ぱっかーん!
外サクッと中ふっくらで、しっかりと小麦粉を感じる味わい。
バターとメープルシロップでシンプルに楽しむ、最強ホットケーキにゃー♪
2個がうれしい自家製プリン
かわいく2個並んだプリンに、テンションMAXひゃっほー!
プリンメニューは、プリンサンデー750円、プリンアラモード1160円もあります。
しっかりと固めで、ほろ苦カラメルがうれしい昭和の喫茶店プリン。
黒猫好みで、2個とは言わず何個でも食べたいおいしさです。
中庭を眺めながら、ネルドリップで丁寧に淹れたコーヒーを味わう至福のひととき。
人気のホットケーキとプリンを堪能できて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
イワタコーヒー店
住所:神奈川県鎌倉市小町1-5-7/営業時間:9:30~18:00/定休日:火・第2水/アクセス:JR横須賀線・江ノ島電鉄鎌倉駅から徒歩2分
取材・文・撮影=ミスター黒猫
ミスター黒猫
日本一パンケーキを食べる男
朝は喫茶店のモーニング・昼はカフェでランチ・おやつはパンケーキ・スイーツを食べ歩くのが日課。雑誌FLASHでは【日本一パンケーキを食べる男】として紹介される。カフェ・純喫茶・パンケーキ・スイーツなどを年間約1000店以上訪問。Instagramでも約6万人のフォロワーに毎日2回スイーツ情報を発信し、テレビ・ラジオ・webメディアなどでも活躍中。