「SDGs」児童ら体感 遊びながら学ぶブースも
中原区と区内の学校やスポーツチーム、企業が連携した「なかはらSDGsまつり」が3月1日、グランツリー武蔵小杉で開催された。
端材アクリルで作るNECレッドロケッツ川崎のキーホルダーや、従来は廃棄していた床ワックス廃液からリサイクル芳香剤を作る和光産業(株)の実験に参加した児童が夢中になって取り組んだ。
出展ブースでは、平間小学校は3年生が作った平間SDGsかるたを紹介。5年生はペットボトルキャップを材料にしてアクセサリー制作などを行った。新城小学校は「安心・安全・防災プロジェクト」と題し、防災意識を高めるために4年生が学んだことを発表。川崎工科高校の生徒らは「まだまだ使える、捨てられるものでものづくり」をテーマに、銅線でつくる知恵の輪や弁当箱のふたでつくるグッズなどを用意した。
体験しながら各所を巡り、スタンプを集めるスタンプラリーにも多くの親子が参加。小3の娘と訪れた区内在住の40代の父親は「子どもと一緒に遊びながら学び、環境などについて考える良い機会になった」と話した。