「氷」作るの忘れてた…。大丈夫!“氷を驚きの早さで作る”裏ワザ【何分で作れるか検証】
製氷皿や自動製氷の給水タンクに、うっかり水を入れ忘れてしまった経験はありませんか? 使いたいと思ったときに氷がないと困ってしまいますよね。今回は、そんな困った事態に使える裏ワザ“短時間で氷を作る方法”をご紹介します。
「氷」を作り忘れてしまった!
氷はまだたくさんあるからと油断していたら、いつのまにか使い切っていることがありますよね。
筆者は子どもの水筒に毎日氷を入れているため氷作りが欠かせませんが、うっかり作り忘れてしまうと慌ててしまいます。
そこで調べてみたところ、氷を30分で作ることができるという裏ワザを見つけました。
本当にそんなに短い時間で氷が完成するのか、検証してみました。
短時間で氷を作る方法
使うもの
・金属トレイ
・アルミカップ
やり方
アルミカップに高さ1cmほどのところまで水を入れて、金属トレイの上にのせます。
今回は比較検証のため、同程度の大きさの紙カップに同量の水を入れたものを2個用意しました。
アルミカップは金属トレイごと、紙カップはそのままで冷凍庫に入れます。
30分後に確認したら完全には固まっていなかったので、さらに10分追加で冷凍して、40分後に取り出しました。
アルミカップに入れたもの、紙カップに入れたものを、それぞれ器に入れました。
アルミカップに入れたほうは、中までしっかり固まっています。
紙のカップに入れたほうは周りしか固まっておらず、中からバシャッと水が出てきてしまいました。
検証の結果
アルミカップに入れた水は、40分でちゃんと氷になりました。
しかし、紙のカップに入れたほうは40分間冷凍してもほとんど固まりませんでした。
熱伝導率の高いアルミ素材が水を急速に冷凍させるため、短時間で氷を作ることができるんですね。
朝いちで作れば出発までに間に合う!
実際に試してみた結果、厚さ1cmの氷を40分で作ることができました。
ネットの情報では30分でしたが、1cm厚の氷は30分ではアルミカップのほうも芯までは凍りませんでした。
水の量、お使いの冷蔵庫の状態、作ったときの環境によって、多少の誤差は出てしまいそうですね。
それでも30~40分で氷を作ることができれば、朝になって氷を作り忘れたことに気づいて慌てて作っても、出発までには間に合います。
急いで氷を作りたいときは、ぜひアルミカップと金属トレイでお試しくださいね。
鈴木杏/ライター