新横浜中央ビル 暴力団排除を宣言 テナント、事業者ら
新横浜駅ビル「キュービックプラザ新横浜」を運営する新横浜ステーション開発(株)(松尾啓史代表取締役社長)が事務局を務める「新横浜中央ビル暴力団等排除連絡会(=暴排連)」は2月20日、新横浜グレイスホテルで第18回総会を開いた。
2008年の新横浜駅ビルの竣工と同時に、利用者や従業員の安全を守るために設立された同会。当日は、テナント、オフィス、ホテル部門等の会員約110人と神奈川県警察、東海旅客鉄道(株)の関係者らが出席した。
昨年12月に同ビル3、4階がリニューアルされたことに伴い、会員数が増加し、体制も拡充された暴排連。総会では、迷惑行為等への適切な対応などが述べられ、反社会勢力の排除に向けた宣言が行われた。会長を務める松尾社長は「4月からは大阪万博が始まり、新幹線利用者が増える。より一層連携を密にして、お客様やテナントの皆様の安心・安全を確保していきたい」と述懐。また第二部の研修では、県警本部担当者が「最近の暴力団情勢について」を講演し、会員らに注意を呼び掛けた。