「時速70Km」モペット摘発 幸署が警戒呼びかけ
幸警察署は1月24日、「モペット」と呼ばれるペダル付き電動バイクの被疑者を書類送検(追送致)した。同様の摘発は県内で3例目で、川崎市内では2例目。
同署は区民からの通報と、昨年11月の法改正を受け、警戒を強めていたところ、ファストフード店で被疑者を発見。職務質問をしたところ、既定の日数より多く滞在するオーバーステイであることが発覚し、出入国管理及び難民認定法違反で現行犯逮捕となった。
被疑者が乗っていたモペットは最大1000Wの出力で、関係者は時速70Km程度の速度が出ると話す。普通自動二輪車に該当するので、本来は免許の取得やナンバープレートの設置が必要。被疑者は昨年の夏頃、配達業の仲間から3万円で購入したという。
福田博之署長は「ペダル付き電動バイクの取締りを引き続き実施していきたい。区民には違法な同バイクに乗ることがないよう、また、同バイクに関連する事故にあわないよう気をつけてもらいたい」と話す。