「ガソリン代」が高い人がやりがちな“3つのNG”「気をつける!」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。毎月じわじわと家計に響く「ガソリン代」。少しでも燃費を上げるには、運転の仕方がとても大事です。そこで今回は、ガソリン代が上がる原因になる「NG行為」を、対策を合わせてご紹介します。
NGその1.自分の燃費を把握していない
ガソリン代の節約を心がけるには、まず自分の車の燃費がどれくらいなのかを知ることが大事です。燃費がわからないままでは、エコドライブを意識しても効果を実感しにくいもの。具体的にどれくらい向上したのかも把握できません。どれくらいムダが出ているかも見えず、改善のヒントが得られにくいデメリットも……。
まずはガソリンを満タンに入れて、距離と消費量からざっくりとした燃費を知るところからスタートしましょう。燃費をチェックする習慣をつけると、「思ったよりガソリンの減りが早いな……」「燃費がよくなった!」とエコドライブの効果を実感しやすくなります。
NGその2.ルートを確認せずに出発する
車でお出かけするとき、「この道で大丈夫だろう」となんとなく出発していませんか? じつはこれも、燃費が低下するNG行為のひとつです。
目的地までのルートがあやふやなまま走行すると、遠まわりしたり渋滞にはまったりする可能性大! 余計なガソリンを消費してしまいかねません。
ナビを利用すると、目的地までの最短距離を出してくれるだけでなく、渋滞などの交通状況も加味したルートを出してくれます。エコドライブを意識するのなら、たどりつく自信があってもナビを使って、“燃費のいい”最適なルートを探しましょう。
NGその3.加速・減速を繰り返す
アクセルをグッと踏んで急加速し、すぐブレーキ。この運転のクセが、燃費低下の原因になっていることはよくあります。
急な加減速を繰り返すほど燃料をムダに消費するため、急ブレーキはできるだけ避けるのが正解です。街中で急ブレーキをしないように、できるだけ車間距離を保って“ふんわりスタート・ふんわりストップ”を心がけましょう。
また、ブレーキペダルに頼りすぎないのもひとつ。減速するときは、早めにアクセルから足を離すとエンジンブレーキが作動し、燃費はぐっと改善しますよ。
ちょっとの心がけで燃費アップ
ガソリン代を節約するには、日ごろの運転習慣を見直すことが燃費向上への近道です。
燃費を意識して、出発前にルートを確認し、ムダな加減速を避ける。これだけでも、やるのとやらないのとでは差が出ます。
家計の中でも“じわじわ痛い”ガソリン代。ほんの少しの心がけで、家計も運転も、もっと軽やかになりますよ。今日からできること、さっそく意識してみてくださいね。
参考:環境省_エコドライブ10のすすめ
https://www.env.go.jp/air/car/ecodrive/susume.html
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア