実力派パンがずらり！ スタイリッシュな町家ベーカリーカフェ【京都市中京区】
日本有数のパンの消費量が多い都市・京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。
『きょうとのパンとくらす』では、これまで200店舗近いパン屋さんを訪れた筆者がおすすめするパン屋さんをご紹介します。
さて、今回ご紹介するのは、四条烏丸エリアにあるおしゃれなベーカリーカフェ。ランチやカフェ利用はもちろん、パンのテイクアウトも人気のお店ですよ。
街に溶け込む、スタイリッシュな町家ベーカリー
阪急京都線・烏丸駅や、地下鉄烏丸線・四条駅から徒歩約5分。京都の台所・錦市場からもほど近い高倉通沿いに、今回ご紹介する『RUFF（ルフ）』はあります。古い京町家をリノベーションした建物は、白を基調としたシンプルでスタイリッシュな外観。
一見すると「何のお店かな？」と思ってしまうほど街並みに溶け込んでいて、おしゃれな雰囲気が漂います。
壁には店名のロゴがさりげなくあしらわれているだけ。通り過ぎてしまわないように、このロゴを目印にしてくださいね。まるでアパレルのセレクトショップのような佇まいに、入る前からワクワクしてしまいますね。
お店の前には、営業時間やコンセプトが書かれた小さなプレートが出ています。“EATERY（食事）”、“BAKERY（パン）”、“COFFEE（コーヒー）”とあるように、ランチやカフェはもちろん、自家製パンや自家焙煎コーヒーも楽しめるお店なんです。
ショーケースに輝く、実力派のパンたち
ショーケースの中には、お店で焼き上げられたパンがキラキラと輝いています。北海道産小麦を使用し、素材の味を活かして作られたパンは、ハード系やデニッシュ系が中心。クロワッサンやバゲット、カンパーニュといった定番や、季節のフルーツを使ったもの、ユニークな組み合わせのタルティーヌまで、どれもおいしそうですね。
パンだけではなく、フィナンシェやスコーン、パウンドケーキなどの焼き菓子も充実しています。こちらも人気で、パンと一緒に買って帰る方も多いのだとか。おやつや手土産にもぴったりですね。
おすすめのパンをご紹介
今回は、見た目も華やかで家族みんなで楽しめそうなパンの中から、筆者が選んだ3種類をご紹介します。
（1）いちごキューブ
『いちごキューブ』（378円）は、コロンとしたキューブ型がとってもかわいらしいパン。表面には甘酸っぱいいちごのパウダーとアーモンドスライスがトッピングされています。デニッシュのような生地の中には、いちごあんがマーブル状に練り込まれていて、どこを食べてもいちごの優しい甘さをふんわりと感じます。
見た目のかわいらしさもあって、子どもも喜ぶこと間違いなし。春のおやつタイムにぴったりですね。
（2）ダマンドクロワッサン ダークチェリー
『ダマンドクロワッサン ダークチェリー』（410円）は、ちょっと大人向けのぜいたくなパンです。同店自慢のクロワッサン生地の上に、アーモンドクリームと大粒のダークチェリーがごろっと乗っています。
サクサクのクロワッサン生地に、しっとり甘いアーモンドクリーム、そしてキュッと甘酸っぱいダークチェリーの組み合わせがたまりません。香ばしいアーモンドスライスの食感もアクセントになっていて、コーヒーと一緒にゆっくり味わいたい一品です。
（3）あんバターフレーキー
『あんバターフレーキー』（453円）は、ボリューム満点でザクッとした食感のパンです。「フレーキー」の名前の通り、パイ生地のように層になった生地が特徴。生地の中には、あんことバターがしっかりと隠れています。生地自体の香ばしさとあんこの優しい甘さ、バターのコクと塩気が絶妙なバランス。あんバター好きには見逃せない、満足感たっぷりのパンです。家族でシェアして食べるのもおすすめですよ。
町家をリノベーションしたおしゃれな空間で、こだわりのパンが楽しめる『RUFF』。テイクアウトなら、ベビーカーでのお散歩ついでにも気軽に立ち寄れそう。ショーケースに並ぶパンはどれも魅力的で、選ぶ時間も楽しいひととき。自分へのご褒美や、ちょっとした手土産にも喜ばれること間違いなしです。皆さんもぜひ一度足を運んで、そのおいしさを体験してみてはいかがでしょうか。
【店舗詳細】
RUFF（ルフ）
住所：京都府京都市中京区高倉通錦小路上ル貝屋町564
電話番号：075-746-2883
営業時間：【月曜日・火曜日】11:00～18:00【水曜日〜日曜日】11:00～21:00
定休日：不定休 ※Instagramでご確認ください
取材・文／みやこ
取材協力／RUFF
【画像】みやこ
※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。