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ナイアガラを訪ねて~作家・秋山秀一「旅の記憶(41)」

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ナイアガラを訪ねて~作家・秋山秀一「旅の記憶(41)」

訪れた国や地域90以上、海外への旅は230回。旅行作家の秋山秀一さんが、自身で撮影した写真とともに、世界の街を歩いた思い出をつづります。

秋山秀一さん

旅行作家、元東京成徳大学教授、NHK文化センター講師。日本エッセイスト・クラブ常務理事、日本旅行作家協会会員、日本外国特派員協会会員。『鎌ケ谷 まち歩きの楽しみ』『世界観光事情 まち歩きの楽しみ』『ウクライナとモルドバ』『旅にでる、エッセイを書く』など著書多数。鎌ケ谷市在住。鎌ケ谷市国際交流協会(KIFA)会長、鎌ケ谷市都市計画審議会会長。

大瀑布を全身で感じるテーブル・ロック

ライトアップされたカナダ滝

1998年9月12日、NHK衛星第1とハイビジョンで、「体感生中継これがナイアガラ瀑布だ」という番組が同時放送された。

当時はまだ珍しかったハイビジョンならではの映像とステレオ音声で、滝の流れ落ちる音・風圧などナイアガラのすべてを体感してもらおうという趣旨の番組で、現地と東京のスタジオとを結んでの生放送だった。

ぼくはこの番組に出演し、東京のスタジオから、ナイアガラの滝について解説した。

マリリン・モンロー主演の映画「ナイアガラ」に登場する、夜のライトアップされた色鮮やかなナイアガラ。

ライトアップされたアメリカ滝(左)とカナダ滝
アメリカ滝。ナイアガラの滝がライトアップされるようになったのは、1925年から

スカイロン・タワー展望デッキからの眺め。

カナダ滝の真横にあり、水が一気に落ちていく様子が間近で見られるテーブル・ロック。

ワクワクする見所満載だ。

テーブル・ロックに立つ。風が変わる。水しぶきを浴びる。これが、いい。

テーブル・ロックから見るカナダ滝。滝が一気に落ち込んでいくのを間近で見ることができる
滝の水しぶきを浴びて、テーブル・ロックの遊歩道も水浸しに

テーマパークのような繁華街を散策する

クイーン・ビクトリア・パークから見る高さ160mのスカイロン・タワー

ナイアガラを十分体感してから、スカイロン・タワーへ。

展望デッキからナイアガラ・フォールズを一望のもとに眺める。

展望デッキから眺めるアメリカ滝(左)とカナダ滝。その間に見えるのがゴート島
最上階の展望デッキから展望を楽しむ観光客

観光客を乗せた遊覧船がカナダ滝へ向かっていく。カッパを着て、この遊覧船にも乗った。

観光客で賑わう、ホーンブロワ―・ナイアガラ・クルーズ
水しぶきをたっぷり浴びながら滝のそばへ
間近で見るカナダ滝

ナイアガラ・フォールズ一の繁華街クリフトン・ヒルは、以前にも増して、様々な施設が増え、まるで、街全体が、テーマパークのような賑わいを見せている。

クリフトン・ヒルは、街全体がアミューズメント施設でいっぱい
ネオンのライトアップで賑やかな繁華街、夜のクリフトン・ヒル

フォールズ・アベニューに面したハードロックカフェの前の歩道には、エルトン・ジョンやポール・マッカートニーの名前が記された敷石もある。

ポール・マッカートニーの名前が記されたプレートが…

(文・写真/秋山秀一)

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