ダニー・ネフセタイさん講演「まもろう平和!習志野・船橋市民のつどい’24」12月6日開催【習志野市】
「殺りくの悲劇を知るイスラエル国が、なぜガザへの残忍な攻撃を続けるのだろう?」。誰もが不思議に思うこの問いに答えてくれる講演と、心癒やす音楽の演奏が共に聴ける集いが開催されます。
平和を考えるには、まず知ることから
平和を願う個人や団体が2007年から途切れることなく毎年続けてきた講演と音楽のイベントも、今年で18回目。
今回登壇するダニー・ネフセタイさんは、空軍で3年間兵役を務めた元イスラエル兵士。
退役後、旅行で来日し、結婚で日本に住み40年になる家具職人です。
ダニーさんを変えたのは、2008年の祖国のガザ攻撃。
母国がパレスチナ人を大量殺りくしたと知り、小さい頃から信じてきた「正しい戦争」に疑念を持ち、祖国のことを調べ直したダニーさん。
祖国の過ちに気づき、祖国向けにブログ「平和への願い」を発信するなどの平和活動を始めました。
祖国の人たちから厳しい反論や批判を受ける中、自分の平和論をまとめた著書『国のために死ぬのはすばらしい?』が、日本で大きな反響を呼びました。
本当に「戦闘機はかっこいい」のか?
「子どもたちに、パイロット時代の僕の写真を見せ『格好いいと思う?』と聞くと、『格好いい』との答えが日本でも返ってくる」と語るダニーさん。
でも「『自分も憧れたけれど、戦闘機の目的は殺りくと破壊だよ』と伝えると子どもたちの反応が揺らぐ」と、教育の大切さを訴えます。
祖国と日本の両方を熟知したダニーさんの示唆に富む話を聞いた後では、「国を守る」「抑止力」の名の下に軍備強化が進む日本に「大丈夫かな?」と大人も心が揺れそうです。
講演後には質問時間もあるので、平和について、これを機会に考えてみませんか。
講演の前には、船橋市出身のオペラ歌手・高橋愛梨さんとピアニスト・岩上恵理加さんによる「アヴェ・マリア」「からたちの花」などの演奏も楽しめます。
「まもろう平和! 習志野・船橋市民のつどい‘24」
日時/12月6日(金)午後1時半~午後4時40分(午後1時開場)
場所/習志野市民ホール(プラッツ習志野内)
住所/千葉県習志野市本大久保3-8-19
参加費/1,000円(当日1,200円・学生・障がい者500円)
問い合わせ/090-4719-9084 鈴木、047-466-7547 沢田
メール/heiwa0025@pj9.so-net.ne.jp