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さくら通りの204本ずらり 31日まで 千代田で絵画展

タウンニュース

作品について話す加藤さん

伐採が進む市役所さくら通りの「桜」を残したい――。星が丘在住の画家・加藤忠一さんによる個展「市役所さくら通りの204本の桜」が現在、社会福祉法人悠朋会「千代田7丁目センター」(千代田7の12の13/相生三丁目バス停徒歩1分)1階で開催されている。3月31日(月)まで。

加藤さんはペンで描いた線画に水彩で色をのせる「淡彩スケッチ」画家。風景や建物、植物などさまざまなモチーフを表現している。

伐採進む

長年市民に親しまれ、桜まつりの会場としてもお馴染みのさくら通りのソメイヨシノ。しかしその多くは樹齢70年を超え、老木化が進んでいる。近年では周辺で倒木事故も発生しており、市は危険性が高い樹木の伐採を進めている。

「当たり前」だったさくら通りの景色が見られなくなるかもしれないと考えた加藤さんは、伐採が進む前に「記録に残しておかなければ」と昨年4月、すべての桜をスケッチに残した。

個展では、相模原署前から横山二丁目交差点までの約1Km、計204本の桜を描いた作品がずらりと並べられている。その中には、市がこの3月に伐採を進めている木々も含まれている。「苗木が植えられた時を覚えている」という同法人の小林功理事長は「発想がすごい」と称賛。加藤さんは「桜とさくら通りを愛する人たちに見てもらえたら」と話した。

土日休。午前9時〜午後5時。(問)ヘルパーステーション千代田【電話】042・704・0261

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