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ヤクルトの2025「年男」 不動のレギュラー目指す長岡秀樹、完全復活期す奥川恭伸

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ヤクルトの2025「年男」

長岡秀樹と武岡龍世、同期入団のレギュラー争いに期待

2025年に「年男」を迎えるのは、2001年生まれの24歳、1989年生まれの36歳となる選手たちだ。2025年の干支は「巳」。巳年生まれの年男たちを球団ごとに紹介していく。今回は2年連続5位からの逆襲を期すヤクルトの選手たちを取り上げる(支配下選手のみ)。


昨季ヤクルト不動のレギュラーへと成長した長岡秀樹が年男を迎える。自身初めて全試合でショートを守った23歳は、打撃でも打率.288、6本塁打、58打点の好成績を残し、163安打で初タイトルとなる最多安打に輝いたほか、ベストナインにも選出された。

今季はさらなる高みを目指すシーズンとなる。レギュラーとして個人の成績だけでなく、チームの勝利への責任もより大きくなるだろう。2022年以来のペナント制覇へ、勝利につながる活躍を体現できるか注目だ。

長岡と同期入団の武岡龍世も年男。昨季は前年に次ぐ76試合に出場するも、打撃面では打率.177、3本塁打、9打点と不完全燃焼に終わった。今季は楽天から茂木栄五郎が加入し、内野のレギュラー争いは激しさを増す。課題の打撃でレベルアップを図り、少ないチャンスをモノにしたいところだ。

奥川恭伸は自身初の規定投球回到達&2桁勝利なるか

同じく6年目を迎える奥川恭伸も2001年生まれの年男。石川・星稜高から入団5年目となった昨季は、6月14日のオリックス戦で980日ぶりの勝利を挙げた。7試合に登板して3勝2敗、防御率2.76と復活を印象付けるシーズンとなった。

ただ、後半戦に腰を痛めて約2カ月戦線を離脱するなど、二軍暮らしも長かった。今季は1年間先発ローテを守り通すことが最大の目標となるだろう。自身初の規定投球回到達&2桁勝利をW達成し、完全復活の年とする。

入団2年目を迎える石原勇輝も年男。ルーキーイヤーはシーズン終盤の9月20日に一軍へ初昇格し、22日のDeNA戦でプロ初登板。4番手として1イニングを投げ、1安打1失点の内容だった。二軍では中継ぎとして25試合に登板し、0勝2敗、防御率6.04。今季は貴重な左のリリーバーとしてブルペンの戦力となれるか注目だ。

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記事:SPAIA編集部

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