【梅雨検証】進化した長靴! 中国メーカーAmojiの激安「レインスニーカー」で豪雨に突撃したらこうなった
やんわりと梅雨に入っているような天気だ。思えばここ最近は気象庁の梅雨入り発表前から梅雨に突入しているような感じ。また足元びちゃびちゃの季節がやって来る。
そこで何気なくAmazonで「梅雨」と検索してみたところ、見たことない長靴がヒットした。長靴は長靴でもコンバースみたいな形をしている。その名も「レインスニーカー」。税込3680円と安かったので買ってみた。
・Amoji
購入したのは一番最初にヒットした『Amoji(アモジ)』というブランドのレインスニーカーで、Amojiの公式サイトを見ると本社は中国にある様子。もしやと思って調べてみたらサクラチェッカーでは「危険」と表示された。やってしまった。
でも、せっかく買ったので使ってみることにした。ハイカットとローカットがあってますますコンバースっぽいけど、逆に言うとこの量産型の見た目だからこそ普段使いの雑さで気楽に使えるというのもある。
防御はハイカットの方が固そうだが、気楽に履きたいというのもあって私(中澤)が選んだのはローカット。それにしても税込3680円はただの靴でも安い価格。むしろ安すぎる。雨の日に履いたら靴下びちゃびちゃになったりして。
・いけんのか?
実際、靴の上部は紐で結んでるし、舌もあってパッと見のデザインは普通のスニーカーと同じ。側面にある穴だけ塞がれているけど、これで本当に水の侵入を防げるのだろうか? そこで雨の日に履いて検証してみることにした。早く雨降らないかなあ。アーメアーメふーれふーれ♪
豪雨。
朝起きたら家の中にいてもザーザー音が聞こえるレベルで降っていた。外に様子を見に行ったところ、道に川ができている。いくらなんでも降りすぎだ。こちとらローカットぞ。
・検証
普通のスニーカーだったら近所のスーパーに行くだけでびちゃびちゃ超えてタプタプになる状況。中華メーカーAmojiの処女航海には荷が重い気もするが、どっちみち買物には行かないといけない。ええい! いったれー!!
ありったけの夢をかき集めー♪
捜し物を探しに行くのさー♪
海みたいな水たまりや川みたいな坂が行く手を塞ぐ。だが、あえて、いく。水たまりに飛び込んでいく。そのためのAmojiと言っても過言ではないからだ。
・まだ行く
当然、ズボンの裾は濡れる。スウェットだからあからさまに吸水している。その感触と比べられるゆえに分かりやすいのは、スーパーについた時点で靴下が浸水している感触はなかったということ。だが、行きがあれば帰りもあるのが旅である。休憩なしで復路行くぞー!
ポケットのコイン、それとYou wanna be my Friend?
We are,We are on the cruise!
_人人人人人人人人_
> ウィーアー! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
・結果は
実際に往復してみても普通のスニーカーだったら間違いなく靴下がぴえんな豪雨であった。むしろ、今後の梅雨期間にこんな豪雨降るのかと思うレベルだったので梅雨の検証としては十分なはず。さて、その結果だが、帰ってきて靴を脱いで見てみたところ……
サラッサラだった。感触だけじゃなく見た目も出た時と変わらない。靴で守られている部分にはしっかり長靴の鉄壁の防水力があるようだ。ローカットでサクッと履けるのにこの防水力はもはや気持ちよさすら感じる。
・意外な効果
朝起きて雨が降ってると気が滅入っていた私。その気の重さがどこから来てるかってあまり分析したことがなかったけど、ひょっとしたら何割かは、靴下がびちゃびちゃになる憂鬱さが子供の頃から刷り込まれて雨の日の印象に繋がっているのかもしれない。
雨が降ってるだけでわざわざ脱ぎにくい長靴を履くのは面倒くさかったけど、サクッと脱げるこの靴があるおかげで大分気分が軽くなった気がする。ローカットだからかムレなくて着用感が爽快なのも良い。靴下が濡れないってだけでこんなに印象が変わるとは。
・気になった口コミ
というわけで、シンプルな発想ながらも地味の衝撃を受けたこのレインスニーカー。個人的に気になった口コミは「幅広の足の人は大きめを買った方がいい」的なものである。私も足幅が広めでアディダスとかは合わず、ここ十数年ニューバランスが定番になっているのでサイズ感は悩ましかった。
そこで参考までに私が購入したサイズを記載しておくと、ニューバランスで27.5を履いてる私が購入したのは28。ちょっとつま先があまるけどまあいい感じの着用感であるように思う。
とは言え、中国メーカーであることやサクラチェッカーの判定が引っかかる人も多いだろう。ここに引っかかるけどレインスニーカー自体は気になるという人は、Amazonで「レインスニーカー」と検索したら他メーカーもヒットするから探してみてくれ。自分が気に入るレインスニーカーがあれば、気が重かった梅雨の時期も楽しく過ごせるかもしれないぞ。
参考リンク:Amazon(TOP)
)
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.