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沼津ボート釣りで本命イサキ含めて9魚種キャッチ【静岡】釣りの合間に海水浴も堪能

TSURINEWS

ボートフィッシングでイサキをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

駿河湾で、妻とボートからの釣りや海水浴を楽しんできた。本命のイサキを2人とも釣り上げることに成功して大満足。さらには偶然、潜水艦を目の当たりにして感激!そんな1日をリポートしよう。

沼津でボート釣り

筆者の知る限りの、沼津市内のボート店やマリーナなどの釣果情報を見ると、イサキが釣れ盛っていた。静岡県も梅雨入りした今、旬のイサキをボートから狙うことに決めた。

マイボート(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

また、連日真夏日が続いているので、一足早い海水浴もプランに入れた。

当日のポイントと作戦

イサキが釣れているポイントをマリーナなどに確認すると、淡島沖や西浦から久料・江梨沖、大瀬沖(岬の外側)、井田沖とポイントは広範囲だった。

そこで今回は、今まで釣りをしたことのない大瀬沖と久料沖の水深30~50m位に狙いを定めた。また、落とし込みの仕掛けをセッティングして置き竿でマダイやヒラメ、青物も狙ってみることにした。

当日の釣り場(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

当日のタックル&エサ・コマセ

当日のタックルは以下のイラストの通り。

タックル図(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

エサはオキアミ2L。コマセもオキアミを2人で6キロ用意したが、早上がりだったこともあり、かなり余った。

静浦マリーナへ

6月21日(土)、夏至。早朝、沼津市内にある妻の実家を出発して静浦マリーナへ向かった。途中、国道414号沿いにある釣り具の「タイシ」でエサやコマセを購入。コマセのオキアミは前日に電話で半分は全解凍、残りの半分を半解凍で注文しておいた。

さらにおすすめの仕掛けも購入。沼津界隈でイサキを狙う場合、エサ・コマセ共にオキアミを使用するので仕掛けは長めの6mを推奨してくれた(食いが立てば4.5m仕掛けも効果的とのことだった)。スタッフにイサキのポイントも確認した。

大瀬沖では不発

静浦マリーナには5時少し前に到着。桟橋に係留されてある 愛艇「Wisteria」に荷物を積み込み、タックルの準備などを済ませてから6時に出航。ベタナギの海に安心しながら、ポイントの大瀬沖(岬の外側)へと向かった。

操船中の筆者(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

ポイントに着くと既に乗合船やプレジャーボートなどの船団が釣りをしていた。早速我々も釣りを開始。しかしすぐに岬の先端の方までボートが流されてしまうので、井田の沖合まで移動して釣りを再開することにした。

井田沖でイサキ連発!

水深30〜50m位の所をドテラ流しで釣っているとベラを連続でキャッチ。

ベラをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

一方、妻は「フグに仕掛けを切られた!」と言って騒いでいる。ボートを何度か流し直した直後の1投目にヒット。「キュンキュン」といった小気味よい引きに本命のイサキと確信。

案の定上がってきたのはイサキでニンマリ。妻に写真を撮ってもらおうとすると、彼女も「きた~♪」と言ってリールを巻きだして、同じく本命をキャッチ。

妻がイサキをゲット(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

ウスバハギをキャッチ

しかし、その後彼女は終日根掛かりに苦戦することになった。海面近くには、ウスバハギの群れが泳ぎだしていた。筆者がコマセを詰めていると、船べりに垂らしていた仕掛けにウスバハギがヒット。

仕掛けを指でつかみながら強い引きを楽しんで、最後は妻の差し出すタモにネットイン。

キャッチしたウスバハギ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

子供の時に三宅島に旅行に行った際、フェリーの発着場で泳いでいたウスバハギの群れを見てから、いつか釣ってみたい魚だと思っていただけにすごく嬉しかった。しかし、まさかこのような形で釣ることになるとは思ってもみなかったが……。

サバフグに噛まれる

さらにサバフグもキャッチ。しかし、不用意にもハリを外そうとしたその瞬間、思いっきり噛まれてしまい出血。かなり深くまで噛まれてしまったようで、終日事あるごとに傷口が開いてしまい、フグの歯の鋭さと顎の強さを思い知らされた。

イサキ追釣

その後、落とし込みの仕掛けにスズメダイ、イサキのタックルにはタマガシラと外道が連発。

ゲストが連発(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

落とし込みは、釣れそうにないことに加えて、オマツリの原因にもなるので、なるべく使用を控えることにした。風が吹き出してきたので、シーアンカーを投入して釣りをすると1投目からイサキをキャッチ。計測すると31.5cmあり先程よりもサイズアップ。

良型のイサキをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

尺上のイサキの刺身とウスバハギの刺身&キモ醤油、それに冷酒で一杯が脳裏に浮かんできた。次の投入でも、同じようなイサキの引きを感じたが、こちらはバラシしてしまい残念。11時を過ぎるとそれまでいた乗合船やプレジャーボートの数が激減。

海水浴とランチタイム

11時30分、一旦釣りを中断して来ル海に海水浴に行くことにした。入り江に着くと、人気スポットなだけあり既に先着のボートがあった。早速、我々も海水浴を開始。

海水浴を楽しむ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

当日は暑かったが海水はまだ冷たかった。時期的に早い気もしたが、ボート釣りの合間に海水浴を楽しむことができるなんて、今まで想像もしなかっただけに凄く楽しかった。

その後ランチタイムで一休みしていると風が強まってきたので、早目に釣りを再開することにした。

ポイント移動して釣り再開

第2ラウンドは久料沖に移動してスタート。こちらのポイントも事前の情報ではイサキが好調に釣れているとのことで期待をしたが、釣れたのは妻がベラ、筆者は小サバが2匹のみ。

小サバを手中
(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

同じくイサキが好調な西浦沖へ移動すると、風の影響かボートの数がかなり少なかった。水深30~40m付近を流してイトヨリダイをキャッチ。

イトヨリダイを追加(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

これで当日筆者は8魚種釣り上げ、何が掛かるか分からなボート釣りの魅力を満喫。妻は「コツンときた」と言ってリールを巻きだしてアカタチをキャッチ。

キャッチしたアカタチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

2人で9魚種目となりボートのイケスの中はまるで水族館のように様々な魚で賑やかになっていた。アカタチは初めて見る魚なだけに彼女に手応えを尋ねたら、この魚は全く引かなかったので、魚が付いているとは思わなかったとのことだった。

潜水艦を発見!

午後は一旦風が止んだ時間帯もあり、夕方まで釣りができるかと思ったが、再び風が吹き出すとうねりも強くなってきたので納竿にした。

静浦マリーナへ戻る途中で、潜水艦を目撃して妻と2人で驚いた!フォルムの格好良さに加えて、このうねりの中で微動だにしない静けさを目の当たりにして感激。

発見した潜水艦(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

普通に釣りをしていて、近くで潜水艦を目撃するのは、この先二度と無い気がした。2人共とても貴重な経験に、しばらく興奮冷めやまず・・・。

当日の釣果

当日の最終釣果は以下。
筆者:イサキ2匹(24~31.5cm)、イトヨリダイ1匹(16cm)、
ウスバハギ1匹(52cm)、サバフグ1匹(28cm)、
タマガシラ1匹(20cm)、サバ2匹(14~15cm)、
ベラ2匹(14~16.5cm)、スズメダイ1匹、

 妻:イサキ1匹(26.5cm)、アカタチ1匹(47cm)、ベラ1匹(16cm)

※サバフグとスズメダイはリリースした。

アフターフィッシング

釣った魚はマックスバリュー沼津南店内にある「山正鮮魚部」へ持ち込んでさばいてもらった。イサキは刺身と炙り、ウスバハギも刺身&キモに加えて他に購入した刺身と一緒に盛り付けてもらった。

釣魚の刺身(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

その他当日はイサキとアカタチは塩焼きにした。後日、残りのウスバハギの刺身やキモを「しゃぶしゃぶ」にして食べてみるとこれが大正解!他にもタマガシラとイトヨリは塩焼き、ウスバハギのアラはあら煮に、小サバとベラは唐揚げにして食べたが、全てが凄く美味しくて酒が進んだ。

ボートライフを満喫

当日は釣りに加えて、海水浴も楽しんで、最後には潜水艦まで目撃してかけがえのない思い出になった。沼津界隈の海では、まだまだイサキは釣れ続くものと考えられるし、その他マダイやクロダイ、ロックフィッシュも楽しみな存在だ。

さらに、シイラは湾内に入って来ているとの情報もあり!これからのシ-ズンは青物の釣果にも期待したいところだ。沼津には複数ボート店があり、きっと多様な釣り人の欲望を満たしてくれるはず!この夏、是非沼津でのボートフィッシングを満喫していただきたい。

<藤倉聡/TSURINEWSライター>

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