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正月飾りを手づくり 学校周辺から材料調達

タウンニュース

同校正門前に飾られている手作りの門松

金沢区大道の昔ながらの風景を継承する活動などを行う、地域住民からなる団体「ふるさと大道村」は昨年12月14日、大道小学校で正月飾りづくりを実施した。同団体メンバーや同校児童やその家族、地域住民、教員など約80人が参加した。

午前中は正月飾り、午後は門松を作成。門松に使用される松と梅は校内から、竹は同校の裏にある山から、同団体メンバーらが自力で担いで調達した。中心に据えられる3本の竹はすべて1m以上の高さがある。年明け頃まで同校正門に飾られる予定。

正月飾りは通常より長い黒米の稲わらが使用され、分かれた上部が三つ編みになっている。ユズリハ、きんかん、松ぼっくりが使われており、これらもすべて自力で採集した。飾りは全部で120個以上作成された。

同団体の相川澄夫代表は「昔は正月になると必ず門松があった。ふるさと大道の歴史や文化を子どもたちに感じとってもらえれば」と話した。

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