【韓ドラの鉄板】がむしゃらに生きる!アン・ウンジンが魅せた「強い女性」ドラマ4選
新作ドラマ『ダイナマイト・キス』(SBS/2025)が、11月12日にNetflix(ネットフリックス)で配信スタートします。
主演を務めるのは、近年ノリに乗っているアン・ウンジン。2012年にミュージカルで女優デビューし、2018年にドラマに初挑戦した彼女は、その約3年後に主演級女優としてお茶の間で活躍するように。以降数々の作品で、がむしゃらに生きるキャラクターを熱演して、物語を盛り上げてきました。いまや彼女が強い女性キャラを演じるのは、韓ドラ界の鉄板になっているといってもいいほど。前出の『ダイナマイト・キス』でも、窮地に立たされたヒロインを演じるのだとか。
ドラマごとに役の設定は異なるものの、前を見て懸命に生きるだけでなく、弱さのなかに芯があり、頑固でも気が強いだけでもない、しなやかな女性像を魅力的に描き出してきました。彼女が演じるキャラが放つ独特の雰囲気に、魅了されたことがある人は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、アン・ウンジンがドラマ界で本格的に活躍しはじめた2021年以降の出演作のなかから、強い女性を演じてドラマの人気を牽引した作品を4つピックアップして紹介します。
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一人だけ ~あなたさえいれば~ (JTBC/2021)
『一人だけ ~あなたさえいれば~』は、アン・ウンジンが地上波ドラマで初めて主演を務めたメロドラマ。生きるとはどういうことなのか温かなメッセージを届ける作品で、余命宣告された主人公を演じました。
残念ながら視聴率はさほど高くありませんでしたが、ミュージカルや舞台で磨きをかけた演技力をベースに、キャラクターの繊細な感情を見事に表現して視聴者の涙を誘ったとの評価。
強さを前面に押し出したキャラクターではありませんでしたが、内にしっかりと秘めており、精一杯生き抜こうとする姿が印象的。自身としっかり向き合うことのできる女性を魅力たっぷりに演じあげています。
●キャスト:アン・ウンジン、キム・ギョンナム、カン・イェウォン、パク・スヨン、コ・ドゥシム 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年11月5日現在):U-NEXT
良くも、悪くも、だって母親 (JTBC/2023)
『良くも、悪くも、だって母親』は、母とは何かを、息子との関係性のなかで描いたヒューマンドラマ。アン・ウンジンは単独主演ではありませんでしたが、重要なキャラクターである、双子を育てるシングルマザーを好演して作品を盛り上げました。
女手一つで我が子を育て上げる覚悟と強い意思、そして母性愛による献身的なエピソードの数々は美しく、逆境が訪れようとも前に一歩ずつ進んでいく様は、観る者にエールを送っているかのよう。
温かな心の持ち主で、不正を見て見ぬふりしない強さや正義感も同時に表現するなど、役を立体的かつ魅力的に描き出して好評を得ました。
●キャスト:ラ・ミラン、イ・ドヒョン、アン・ウンジン、ユ・インス、チェ・ムソン 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年11月5日現在):Netflix
恋人~あの日聞いた花の咲く音~ (MBC/2023)
『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』は、アン・ウンジンが『2023 MBC演技大賞』で女性最優秀演技賞をはじめ、相手役のナムグン・ミンと共にベストカップル賞に輝いたロマンス時代劇。彼女のロマンス演技をご覧になりたい人におすすめの作品です。
戦争という過酷な状況下でも、ぐっと耐えこらえる忍耐力に勇気まで持ち合わせた強い女性で、試練や愛する人との別れを経験して心が打ちのめされようとも自分を見失わないキャラクター。
自由奔放だったお嬢様が危機的状況を経て、たくましさを得ていく過程も見どころとなっており、彼女の熱演によってより壮大で、よりドラマチックなロマンスストーリーに仕上がっています。
●キャスト:ナムグン・ミン、アン・ウンジン、イ・チョンア、イ・ハクジュ、イ・ダイン 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年11月5日現在):Amazon Prime Video、Lemino、U-NEXT、TELASA
終末のフール (Netflix/2024)
『終末のフール』は、小惑星が地球に衝突する200日前を舞台に繰り広げられるSFディストピア。アン・ウンジンが元教師に扮し、子どもたちを守るために奮闘する姿を描いています。
普通の女性が必死になり、自分の限界を超えてまで、なんとかしようとするシーンの数々や、その深い愛情につい涙が頬を伝う1作。彼女の描き出した底知れない責任感と信念の強さも物語を盛り上げます。
また、大胆な選択と行動をすることのできる勇気ある人物で、危険を顧みず自ら子どもたちを救出する一幕は、名場面として多くの視聴者の記憶に残っていると言われています。
●キャスト:アン・ウンジン、ユ・アイン、チョン・ソンウ、キム・ユネ、キム・ボミン 他
●日本で視聴可能なVOD(2025年11月5日現在):Netflix
(ライター/西谷瀬里)