第100回高田城址公園観桜会に52万5000人来場 昨年から25%増加
新潟県上越市で開催された「第100回高田城址公園観桜会」(2025年3月28日〜4月13日)について、主催の上越観光コンベンション協会などは17日、入り込みが52万5000人だったと発表した。昨年より10万7000人多く、約25%の増加となった。
《画像:桜満開で天候にも恵まれ多くの人でにぎわった会期最後の土曜日(2025年4月12日)》
今年は平年並みの4月6日に開花し、同9日から12日までの4日間が満開となった。露店は昨年並みの200店以上が出店したほか、第100回記念事業として、園内などでプロジェクションマッピングを実施したり、芝生広場でワークショップや音楽パフォーマンスなどのイベントを開催したりとさまざまな催しを行った。
《画像:桜の木に投影されたプロジェクションマッピング》
《画像:園内の市立歴史博物館でもプロジェクションマッピングが行われた》
同協会によると、会期前半は開花前で入り込みは低調だったが、開花後は天候不順だったにもかかわらず多くの来場があったという。担当者は「第100回記念の催しにもたくさんの方が来てくれて、天候不順だったが昨年より入り込みが大幅に伸びた。県外からのツアーバスも昨年より増え、コロナ禍からだんだん復帰している」と話していた。
会期終了後も花を楽しめる状態だったため3日間ライトアップを継続したが、入り込みには含まれていない。
昨年の入り込みは41万8000人、2023年は41万人。過去最多は北陸新幹線が開業した2015年の133万2000人だった。