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まち普請 港北区内から2件採択 「同じ師岡」互いにエール

タウンニュース

実行委員会の中心となる大森夫妻

ヨコハマ市民まち普請の2次コンテストが1月26日に横浜市庁舎で行われ、港北区内からは「熊野の森、子どもの居場所プロジェクト実行委員会」と「師岡熊野神社『いの池』愛護会」による2件の提案が助成対象に選ばれた。

「住み開き」のモデルに

「熊野の森、子どもの居場所プロジェクト」は、熊野神社市民の森に近接する個人住宅とその屋外空間を、子どもと子育て世代を中心とした、公民館や公園のような地域に開いたコミュニティースペースとするもの。「住宅街の中で周囲からどうみられているか意識しながら場を作っており、住み開きのモデルになることを期待したい」との講評を受けた。

実行委員会の中心人物、大森文彦さんは「ほかの方々の提案内容が良かった中で選んでいただき嬉しい。同じ地域で活動するいの池愛護会さんも選ばれて良かった」と話す。助成は天然芝やパーゴラ(日陰棚)の設置、見通しを良くするための塀の撤去などに使用する予定だという。

地域で「いの池」を守る

師岡熊野神社「いの池」愛護会の提案は、「いの池を中心とした地域資源循環システムの再生と維持」。地域の人々がかい堀りや清掃により守り、大切にしてきた「いの池」の水環境を改善するため、導水管の整備、老朽化した石積護岸の修復、活動掲示板の新設などを行う。「水や土などの資源を循環させ、地域でいの池を守ることの意味についてより深く考えている」と評価された。同会会長の上田三夫さんは「地元の人や憩いの場を求めてくる人など、みんなの思いが結集したものと考える。整備して自然を残し続けたい」と述べ、子どもの居場所プロジェクトについて「師岡での素晴らしい取組み」とたたえた。

まち普請事業は市民が主体となって行う地域の課題解決・魅力向上のための施設整備の提案に対し、市が支援や助成を行う。今年度は区内の2件を含め、5つの提案を助成対象に選出。最大500万円の助成金が交付され、提案に沿ったまちづくりを形にしていく。

熊野神社いの池愛護会メンバーら

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