【復旧完了】えちごトキめき鉄道のディーゼル機関車が脱線 車両点検中に発生 けが人なし
【追記】えちごトキめき鉄道直江津運転センターで2024年7月16日に脱線したディーゼル機関車について、同社は7月19日、復旧作業を完了したと発表した。 復旧にはJR東日本が協力し、脱線車両をジャッキで持ち上げてレールに戻すなどした。 脱線した原因は不明で、引き続き調査を進める。
新潟県上越市のえちごトキめき鉄道は2024年7月17日、16日に直江津運転センターでディーゼル機関車1両が脱線する事故が発生したと発表した。通常の列車の運行に影響はない。
《画像:脱線したディーゼル機関車(17日午後撮影)》
発表などによると機関車の車両点検のため、運転手1人が乗車し、16日に機関車を動かしたところ、午後4時過ぎ、直江津駅の本線出入り口付近で脱線した。誘導員も1人いたが、いずれもけがはない。
《画像:復旧作業が行われている(えちごトキめき鉄道提供写真)》
同社によると、脱線した機関車は1974年製造のもので、2023年春に富山県の「あいの風とやま鉄道」より譲り受け、現在は直江津D51レールパークで展示されている。
脱線の原因は同社が調査しており、機関車の復旧にも数日かかる見込みという。