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イモト、涙と笑いに溢れた親友の結婚式

TBSラジオ

イモトが、鳥取の高校時代の親友の結婚式に参加したことを報告。当時、10人の仲の良かった友達がいたというイモト。20代の頃は海外ロケが多く、友達の結婚式に参加することができず、今回が初めてだったという。涙と溢れた素敵な結婚式となり、そこで20年経っても変わらない友達との関係性にほっこりしたという。

イモト、涙と笑いに溢れた親友の結婚式

イモト、高校の親友・ユリの結婚式に参加

イモト:去年の話になるんですけど、私の高校時代の友人のユリが結婚しまして。その結婚式に出席するため、弾丸で鳥取に帰省しました。ユリ、おめでと~!素敵だったよ!

イモト:高校時代の仲の良い子たちが10人くらいいて。普通は1年、2年、3年と学年が上がるたびにクラス替えがあると思うんですけど、うちの学校は入学した時からやりたいことが決まっていて。私は人文コースという文系で英語とかをメインに勉強するコースだったんですね。人文コースは3年間クラスが変わらないんですよ。32人のクラスメイトは3年間ずっと一緒だから、他のクラス替えがあるコースよりも密になるんですよね。そんな今でも繋がりがあるユリが結婚と。仲の良かった10人、地元の子もいれば、東京に出てきている子もいて、地方の子もいて。それが一堂に集まったんですよ。

イモト絶賛!鳥取・大山の結婚式場「プリムローズガーデン」

イモト:私の20代の頃、海外ロケが多かったので、地元の友達の結婚式にほとんど参加できてなくて。だから、今回はほぼ初めてみたいな感じで参加できて。やっぱりいいね、ユリ、良かった!と思いましたよ。結婚式も参加させてもらって。そのユリの結婚式というのが、地元・鳥取の大山の・・・これ、びっくりしたんだけど、「プリムローズガーデン」という所だったんですね。地元では有名みたいだったんですけど、私は行ったことが無くて。あの結婚式場、ヤバいね!めちゃくちゃ良いよ!これ、言っちゃっていいのかな・・・これから結婚式を挙げる人には言わない方がいいのかな・・・ネタバレにならないかな・・・。まあまあ、それがウリだから良いと思うんですけど(笑)。

イモト:最初の、式場で新郎が待ってるんですよ。そこに、今は新婦のお父さんだけでなくお母さんも一緒も並ぶんですね。で、新婦と3人で歩いてくるわけ。あれは鉄板で泣けるね!周りの友達も号泣しちゃって。私は友達からカメラマンを任されていたんだけど、涙でピントが合わないわけ。泣きながら撮って。

イモト「大山ドーン!!!」

イモト:ユリのママとは、高校時代から関係性があったんですね。ユリ、おめでと~って言っていたら、ユリのママが私の顔を見て「ああ~!!アヤコちゃん来てくれたんだ!!!」って(笑)。いやいや、娘さんが今から一番大事な瞬間だから!と思って(笑)。で、新婦のユリが新郎に導かれるように歩いていって。で、みんなの前で礼をした瞬間よ!後ろの壁がバーって開くの!そしたらそこに、大山がドーン!!!すごい式場だったよ!ちょっとした湖みたいなのが広がっていて、その周りに山が連なっていて。

イモト:12月15日のちょうど猛吹雪で。めっちゃくちゃ寒いよ!最初、扉が開いてうわーっ!キレイ!ってなったの。その3秒後には、さむっ!と思って(笑)。ほぼ、外になるから。私はそんなつもりできてないし。だからみんなコートを着ているんだと思って。コートが必要なら教えてよと思って(笑)。それくらいすごい状況でしたね。

イモト:あれはかっこいいね!たださ、新婦は肩出しドレスなわけよ、あれは寒いって。仲の良かった10人の一人ミカって子の結婚式場がココだったみたいで、いつか自分もここで式を挙げるという憧れがあったんだって。それもあって、ユリは1ミリも寒さを出さないね。肩を出して堂々として、ニコニコしてましたね。素敵な結婚式でした。

イモト:で、誓いのキスも美しかったよ。最後に花を蒔いて。ユリが飼っている14歳のわんちゃんがいて、すごく可愛がっていてね。そのわんちゃんが小さい車に乗って二人の指輪を持ってきてくれるの!それも超可愛かったよ!そう、今の結婚式はエンタメ性があって、自分たちでやりたいようにできるんですね。私は結婚式を挙げていないのですごく勉強になりましたね。こういう所で結婚式が挙げられたらいいなって思いました。鳥取の大山は結婚式がたくさんあってけっこう有名みたいですね。

鳥取でもイモトの「ハイエース」フィーバー!

イモト:結婚式が終わって、別のホテルの会場に移動して・・・今、披露宴や二次会じゃなくて「1.5次会」というのがあって。披露宴に近いんだけど、かしこまったものではなく、パーティーに近い披露宴みたいな感じで。ドレスを着替えたユリが登場して。

イモト:ただ、結婚式から1.5次会まで4時間くらい時間が空いて。その間に出し物をする人は準備をして。私は出し物に参加しなかったんだけど、送ってくれる人もいないからずっと友達にくっついていたの。そこで発覚したのが・・・高校時代の仲の良かった10人のうち、私を含めて3人がなんと、クルマが「ハイエース」という(笑)。鳥取の子たちが皆、ハイエース乗ってたわ(笑)。友達というより、ダンナさんが乗っているんですけどね。

イモト:サトコという、すごく仲の良かった友達も「うちのダンナもハイエースだにぃ~。イモっちゃんもだよね!?最近買ったんだよね!?だけんね、うちのダンナがイモっちゃんにハイエースの話がしたいしたい言っとうだけん。一緒に乗ってくれる?」って言われて。で、一緒に黒のハイエースに乗せてもらって。同級生3人と乗って、サトコのダンナのコージさんが運転してくれてるんだけど、コージさんがハイエースの話をすごくしてくるわけ(笑)。「イモトさんのハイエースは丸目ですよね?うちは四角で。オプションは~」とか、すごくしてくるわけ。

イモト:でも、同級生3人と久々に会ったから高校時代のエモい話にもなるじゃない?そしたらまたコージさんが「で、ハイエースなんですけど・・・」って聞いてくるから、初対面だったけど、「ハイエースの話、今はいいわ!」って言っちゃうくらい熱量が凄かったですね(笑)。もう一人、シホって子の家もハイエースで。みんなが「イモっちゃんもハイエースなんでしょ?うちもなの!」ってハイエースの写真を見せに来るのよ(笑)。やっぱ、同じ仲間にはハイエースを見せたいんだね。しかもみんなアウトドア仕様で。東京に比べると鳥取なんて、自然がたくさんあるからよりハイエースが活きるよね。週末の土日にすぐキャンプなど行けちゃうから。ハイエースの割合が多くて、びっくりしました。

イモト「私の友達、マジでみんな良い子!」

イモト:今回思ったんだけど、私の友達、マジでみんな良い子なの!本当に久々に会うと、改めて思った!高校時代はそこまで気付けなかったし、変わってないはずなんだけど。サトコなんて仏のような顔をしてたよ!全員、見た目もそれほど変わってないし、マジで心が洗われて。ピュアなの。「ほんとにがんばっちょうなぁ」とか、鳥取の言葉がいいのよ、ほんとに!みんなピュアな目で「芸能界って大変じゃない?」とか聞いてきて、そんなことないんだけど(笑)。私はすごく心が洗われましたね。

イモト:1.5次会の出し物もみんな手作りで。サトコ、シホ、ピロコという3人が地元組で、余興をすることになっていて。アマゾンで買ったという、クリスマスが近いので一人はツリー、一人はトナカイ、一人は雪だるまの2メートルくらいの着ぐるみを着て。新婦のユリにお世話になったという3人の友達の子供たちが花束を持って出てくるのよ。ツリーがでか過ぎて扉を開けても入れないみたいな、ちょっとした笑いもほっこりするわけ(笑)。いいよ~、私、東京でそんな気持ちになれないもん(笑)。みんなで笑って、すごく心が温かくなったなー。子供たちが「ユリちゃん、いつもありがとー」って言って花束を渡して。もう涙がヤバいよ、今日何回泣くんだっていうくらい。最高だったよ!

イモト、オワコン疑惑から一転パニックに!

イモト:一応ね、私はテレビに出ているということで、結婚式やパーティーとかには新郎の知り合いなどもいっぱいいますから、もしかしたら(イモトさん、写真を~)みたいなことがあるのかなって。私が座っていた丸テーブルは高校の同級生で、カナって友達が結婚式が30分くらい経った時にボソッと、「なんかさ~、イモって、そうでも無いんだねえ」って、私の人気が無いみたいな感じで言い始めたのよ(笑)。なんかオワコンみたいな空気を出してきて。こっちも「いやいや、さっきトイレに行った時に写真を撮ったしね」って(笑)。

イモト:そういうやりとりがあったんですよ。でも、会場にいる人たちが常識人なわけよ。今日の主役は新郎新婦ですから。で、新郎新婦が退場してお見送りをしたちょっとした時間があった時に、その時にようやく来てくれたわけ。でも、100人くらいが一気に来ちゃったわけよ!最初の何人かとは写真を撮ったわけ。でもさすがに全員だと大変だなと思ったけど、おめでたい席ですし撮っていたんですけど、うちの高校の友達のアガワが痺れを切らして「はい、ここでおしまいです!イモっちゃん、行って行って」って敏腕マネージャーみたいにその場を制して(笑)。そこでみんなが「やっぱりイモっちゃんは芸能人じゃん!」みたいな(笑)。そこでようやく「でしょ~!」ってなったんですよ。私のプライドも保てて良かったですね(笑)。

思い出のカラオケボックスで午前2時

イモト:1.5次会が終わって、高校時代の友達と新婦のユリと一緒に二次会でカラオケに行きまして。高校の頃から行っている、米子駅前のゴールドというカラオケ屋さんがあるんですよ。昔はそこでよくオールとかやったわけ。この日は誰も歌わないの。ただただ、喋るだけの、本当にまさにブラッシュアップライフみたいな感じで。10人でああだこうだお喋りして楽しく過ぎて。私、最近は子供の寝かしつけもあるから夜9時、10時には眠くなるわけ。でも、久々に夜中の2時までやりましたね。楽しかったな。あの友達に会うと、今の自分というよりは、関係性も含めて20年前の自分に戻るというか。完全にタイムスリップしたような感覚になるんだね。

イモト、芸人の道を作ってくれた高校時代の友達

イモト:私は今、芸能界のお仕事をしているけど、こういう仕事をしてみようかなと思ったのが高校の時がきっかけで。高校の友達にイジってもらって、それにリアクションしたりしているうちに、(あ、芸人さんになってみたい!)っていう思いになったので。あの高校の頃の友達がいなかったら、私は違う人生だったかもしれないというくらい感謝をしていて。自分で前に出るタイプではない、みんながイジってくれて前に出るタイプだったので。1.5次会の時も新郎が席を外した時に、「イモ、新郎の席に座りなよ」ってみんなで写真を撮っていたんですね。

イモト:その新郎が、芸人のヤジマリー。さんのファンでプシューっとするスプレーを持っていたの(笑)。私がちょっと拝借して写真撮影の時にプシューップシューッてしたら、めっちゃウケるわけ。その感じが、高校時代もこんな感じだったな、懐かしい!みたいな。私、高校時代から痔だったの(笑)。イスに座るのも辛くて、友達がドーナツクッションを用意してくれて座らされていたの(笑)。ドーナツクッションに座るとちょっと座高が高くなるじゃん。そしたら後ろの席のユリとかが、「先生!イモトさんの座高が高くて黒板が見えませーん」みたいな(笑)。当時、私はそれを“おいしい”と思ってリアクションしてたんですよね。それが今に活きるというか。40歳地あっ国なってもそういう関係は変わらないんだなというのが、今回、新たに思いましたね。良い結婚式でした。

(TBSラジオ『イモトアヤコのすっぴんしゃん』より抜粋)

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