子どもから子どもへ 「おゆずり会」に約300人
「認定NPO法人あっとほーむ(小栗ショウコ代表)」が運営する放課後児童クラブに通う小学4年生の児童らが3月30日、「子どもの子どもによる子どものためのおゆずり会」を開催した。
おゆずり会は、環境課題の改善に向け、不要になった学校用品を循環する取組。同クラブの児童らが、子どもの意見を県の施策に直接反映させる「県子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」で提案。小学生部門の「優秀賞」に輝き、実現に至った。
寄付6000点
当日会場となったノースポート・モールには、約300人が来場し、佐々田賢一区長も駆け付けた。削っていない鉛筆や未使用の消しゴム、ノートなど、約6000点が集まり、4月に入学を控えた子どもらの手に渡った。余った物品は、寄付団体のセカンドライフへ譲渡され、世界で必要としている人たちに届けられるという。