平塚市 若手職員がポスター制作 美術館の絵画をイメージ
平塚市では、3月1日から募集を開始する「早期チャレンジ枠」と3月17日から募集を開始する「通常枠」の職員採用試験実施に合わせ、プロジェクトチームを発足、職員採用ポスターを制作した=写真。
この取り組みは、職員採用試験の応募者数増加や内定辞退を減らすため昨年度から実施されており、ポスター制作は採用2・3年目の若手メンバーで行われた。
今回のポスターのコンセプトは、多様な職種の職員を紹介するため、美術館に飾られている絵画をイメージしてデザインしたという。ポスターに掲載されているのは、一般職、保健師、消防士、建築技師、社会福祉士の若手職員5人。多種多様なスキルを持った職員が、さまざまな部署で魅力的な仕事をしていることや、採用された場合、平塚という街をキャンバスに自身の活躍する姿を描いてもらいたいとの思いを込めた。
職員採用試験と連携
市は今年度、早期チャレンジ枠の創設、技術職員の受験可能年齢の引き下げ、採用候補者名簿登載期間の延長の3つの改革を実施。職員採用ポスターも、これらの改革と連携している。
ポスターはSNSを中心に、大学生にターゲットを絞りデジタルで展開するほか、200〜300枚程を印刷し、市内の公共施設や商業施設に掲出する。