八部公園野球場 1塁側防護マットお披露目 支援各団体の名前並ぶ
市内で唯一観覧席スタンドを持つ球場である八部公園野球場(鵠沼海岸)の1塁側外野防護マットの改修工事が完了し藤沢市が5日、工事費用を出資した各企業・団体の代表らを招いた内覧会を開催した。
同工事では、市がクラウドファンディングを実施し、施設の老朽化に伴う改修費の寄付を募った。昨年は3塁側の改修を行い、1塁側を残す形となっていた。
寄附金は目標額300万円をはるかに上回る1227万3千円が集まり、支援者の数は個人ではのべ41件で62万3千円、企業・団体ではのべ15件で1165万円が集まった。支援者には、金額に応じ球場の入口に記念銘板の設置やふるさと納税の返礼品が贈られ、寄付企業・団体は防護マットや観客席内壁面などへの名入れが行われた。改修を終えて、市スポーツ推進課は、「青々として気持ちの良い防護マットとなった。ぜひ野球観戦を楽しんでいただければ」と話した。