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天海由梨奈、古賀葵、青山吉能「いろんなことを吸収できる柔らかいスポンジみたいなときになんでも経験してほしい」#学生の君に伝えたい3つのこと

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天海由梨奈、古賀葵、青山吉能「いろんなことを吸収できる柔らかいスポンジみたいなときになんでも経験してほしい」#学生の君に伝えたい3つのこと

人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。

今回はアニメ『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』に出演する天海由梨奈さん、古賀葵さん、青山吉能さんが登場。大人になった今だからこそ感じることや、学生へのアドバイスを語ってくれました。

【写真】天海由梨奈、古賀葵、青山吉能の撮りおろし

天海由梨奈、古賀葵、青山吉能が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.遊んだり、息抜きしつつも、勉強を頑張ってほしい

――学生のうちにやっておいたほうがいいと思うことはありますか?

天海由梨奈(以下・天海)私はもっと勉強しておければよかったなと思います。大人になって「あのときもうちょっとやっていれば、今の自分の可能性がもっと広がってたな」と思うけど、実際に勉強をしているタイミングだと気づけないことのほうが多いんですよ。学生ってある意味勉強が本分というか、それに一直線に集中できるタイミングですが、その当時は勉強ってめんどくさいし、「社会に出たときに役に立つの?」と私も思っていたんです。でも、もちろん時には遊んだり、息抜きしつつも、やっぱり勉強を頑張ってほしいなと思います。私は英語を勉強していればよかったと一生思っているんですよね。国語も古文や文法を覚えていれば、もっと素敵な言葉で話したり、語彙を増やせたなと思うので、今、学生として過ごしている方はぜひ勉強を頑張ってください!

2.いろんなことを吸収できる柔らかいスポンジみたいなときになんでも経験してほしい

古賀葵(以下・古賀):天海が言ったことは私も思っているんですけど、それに繋がることとして、なんでも経験してみてほしいです。いろんな人と喋ってみたり、興味がないことでもやってみたら意外と理解が深まったりすることがあると思います。学生のうちっていろんなことを吸収できる柔らかいスポンジみたいなときだから、いろんな人と会ったり、いろんなことをして「こういう人もいるんだな」「こういうものもあるんだ」という経験があると、自分の心のキャパシティや感性がいっぱい広がって、大人になってからも柔軟に物事を考えられたり、人を受け入れやすくなるんじゃないかなと思います。海外に行ってみたり、海に潜ってみたりとか、なんでもやってみるのが経験としてすごくいいことなんじゃないかなと思います。

3

.学生のうちに楽しいことをたくさん見つけて、大人になったときの糧を見つけて

青山吉能(以下・青山):私はあまりにも学生時代が楽しかったんですけど、大人になるとそのときを越える楽しいことがなくて。何かにハマっても学生時代のようには熱量を持てないし、経済力はあるかもしれないけど、学生のときみたいに鬼のようにニコニコ動画を見て、ボーカロイドを聞き漁ってみたいな時間は正直取れないんですよ。だから学生のうちに楽しいことをたくさん見つけてほしくて。それをいくつ見つけられたかで、その先の人生が変わってくると思うんです。私は楽しいことが何個かしかなかったから今もそれをずっと続けていて、でもなんとか新しいことを始めようと思っているんですけど、それもなかなか腰が重かったりするので、学生のうちに楽しいことをたくさん見つけて、大人になったときの糧を見つけてください

三姉妹という役をこの三人でできたのは奇跡というか、本当にありがたいこと

――7月9日(水)からみなさんが出演するアニメ『帝乃三姉妹は案外、チョロい。』がスタートします。主人公・優と出会うことでみなさんが演じる三姉妹のさまざまな一面が見えてきますが、それぞれのキャラクターの魅力を教えてください!

天海:じゃあ長女から!一輝のカッコよさというか、憧れる部分は完全無欠なところです。作中で演技力も声もすごく賞賛されていて、特に同性から憧れられる理想的な女性像みたいなものを持っているんですけど、実は苦手なことも多くて。そのギャップというか、完全無欠に見えている完璧人間が崩れる瞬間がすごくかわいいんです。私にとっては年下というところもあって、演じながらもどこかお姉さん目線で「この年頃っていろいろあるよね」と思ったり、人によく見られたい一面と人間らしい、女の子らしい一面を持っている部分が、私はすごく大好きだなと思っています

古賀二琥ちゃんは“武”の天才ですごく強いんです。ストイックにひとつのことを鍛錬していくのってすごく精神力を使うと思うんですけど、二琥ちゃんはしっかりと芯が通っていて、老若男女問わず誰からも信頼があって。カッコよくて最初は怖いかな?と思うけど、意外と話しやすかったり、同性のお友だちもしっかりいて。だけど、三人の中で一番女の子らしいところがあるのではないかと思っていまして。

天海:間違いない!

古賀:気にしていないように見えて、かわいいものや“美”に興味があるんだろうなというのが見え隠れするところがかわいらしいなと思いますし、最初に優くんにコロコロッとされるのは二琥ちゃんなので(笑)、そういうチョロさの先陣を切っている感じもすごくかわいらしくて、彼女の魅力だなと考えております

青山三和ちゃんはすごく頭がよくて、不器用な姉たちを見て育ったというところもあり、ちょっと姑息なところもあったりして(笑)。でも優くんの純粋さみたいなものに触れると途端に歯車が狂い始めて、三和ちゃんにとって優くんがいい刺激になっているんだなというのをすごく感じました。実は三和ちゃんにはすごく末っ子らしい部分があるというのがこの作品ではめちゃくちゃ描かれるので、そこが純粋にかわいい! かつ、将棋とか“文”の部分においてはものすごく強いし、努力もできる子というのがカッコよくて、うらやましいなと思います。

――今回共演されて感じた、お互いの印象を教えてください。

青山:こうやって三人が集まるというのはサプライズで知ったんですけど、私たちは同じ事務所でほとんど同世代で、それで三姉妹を演じるというのはあんまりないことなので安心感がありました。もともとお互いのことを知ってはいたんですけど、三人でいるときのバランスがすごくいいと思って。それこそ第一話の始まりのように、話すテンポやバランス感というピースがポンポンポンッとうまくハマっている気が、私はしています(と少し自信なさげに遠くを見る)。

天海:目を合わせてほしいんだけど、目が合わない。めっちゃ見ているのに(笑)。

古賀:全然合わない(笑)。でもそう感じてくれているのがすごく嬉しい。いろんなところで会っていたけど、アフレコブースでしっかり二人とお芝居させていただくのって多分今回が初めてで、しかも三姉妹なので掛け合いも結構あって、私はそれがすごく嬉しかったですし、素敵だなと思うところがたくさんあって。それをおうちに帰って、「なんかよかったよな〜」としみじみ思い返すのが日常になっていました。とっても刺激を受けたおふたりです

天海:二人と知り合ってもう5年以上経つんですけど、古賀さんもおっしゃっていたようにアフレコブースで掛け合いをしながらお芝居をするのは初めてだったので、お互いに出てくるものに対して返していくというのがすごく新鮮で。おふたりは先輩なんですけど、改めて声優として尊敬する部分を見せていただきました。あとこの三姉妹という関係性じゃないとできなかった話や、関われなかった部分もたくさんあったので、この機会にこの作品で三姉妹という役をこの三人でできたのは奇跡というか、本当にありがたいことだなと思いました。それに、やっぱり楽しかったんですよ……! だから、もっとやりたいという気持ちがありましたね。

青山:確かに、あっちゅう間に終わったよね。

古賀:早かった!早すぎた!

プライベートでも三姉妹と同じ関係性

――プライベートでの関係性を三姉妹に当てはめるなら、どういう順番になりますか?

天海:私、長女!

青山:いや。

古賀:ではない。

青山:私も長女……ではない(笑)。(古賀さんを見て)でも別に長女でもない。長女はいないかもしれないです。長女がいなければ次女もいないんですけど、本来なら(笑)。

天海:え? 立候補したのにいないって言われたんですけど(笑)。分かりやすく長女、次女、三女という姉妹もあるけど、いわゆる友だち同士みたいな姉妹もいるじゃないですか。私たちはその感覚に近いかなって。でもあえてちゃんと長女、次女、三女をつけるなら絶対に私が長女ですね!

青山:え、先輩を差し置いて?

天海:先輩とか年齢とか一切関係ない上で、私が一番しっかりしています!

青山:え!?

古賀:一番って言った!(笑)

天海:あおさん(古賀)はどこがいいんですか?

古賀:私? じゃあ……長女(笑)。

青山:争え争え!

天海:その心は?(笑)

古賀:二人がわちゃわちゃっとしているのを、「うんうん」と見ている感じがそうかなって。

青山:確かに、おじいちゃん的にしみじみしていたりとか(笑)。

天海:それは真ん中ですよ! 暴走気味の長女と三女を見る真ん中! 

古賀:じゃあ次女でいいや。

天海:あれ? 譲られた(笑)。

青山:じゃあ私が三女ということで(笑)。

――作中の順番そのままですね!

古賀:本当だ!

天海:なーんだ(笑)。

青山:なんだったんだ、この話(笑)。

PROFILE

天海由梨奈

7月7日生まれ、神奈川出身。主な出演作に、「株式会社マジルミエ」槇野あかね役、「さようなら竜生、こんにちは人生」フィオ役、「空色ユーティリティ」茜遥役、「イエスタデイをうたって」芦田役、「恋する小惑星」早川加代子役などがある。

PROFILE

古賀葵

8月24日生まれ、佐賀県出身。主な出演作に「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」四宮かぐや役、「古見さんは、コミュ症です。」古見硝子役、「ひろがるスカイ!プリキュア」プリンセス・エル/キュアマジェスティ役、「九龍ジェネリックロマンス」楊明役などがある。

PROFILE

青山吉能

5月15日生まれ、熊本県出身。主な出演作に「ぼっち・ざ・ろっく!」後藤ひとり役、「ポケットモンスター」ドット/ぐるみん役、「フードコートで、また明日。」山本役、「転生悪女の黒歴史」イアナ・マグノリア役、「ある魔女が死ぬまで」メグ・ラズベリーなどがある。

TVアニメ「帝乃三姉妹は案外、チョロい。」2025年7月9日(水)24:30より順次放送開始!

文武芸、3つの才能を併せ持つ国民的大女優、綾世昴。彼女を母に持った息子、綾世優はなにをやっても平均以下の凡人だった!勝手に期待されて、勝手にがっかりされる……。
そんな人生を歩んできた優は、唯一の家族だった母が亡くなり、知人の家に預けられることに。
その家には、芸能科・体育科・進学科が備わる超名門・才華学園で、各学科トップの成績を修め『三帝』と呼ばれている帝乃三姉妹が!?
天才三姉妹との同居生活をスタートさせるも、優をポンコツ呼ばわりし見下す三姉妹。
しかし「幸せな家族を作って」とい願う母からの最期の願いを叶えるべく努力する優の姿に、三姉妹は次第に心を動かされ――。
一つ屋根の下、天才・帝乃三姉妹と凡人・綾世優が“家族”になるまでのお話。

https://mikadono.family/

取材・文/東海林その子
撮影/米玉利朋子

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