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逗子市 高橋さんに市民栄誉賞 詩や俳句で文化勲章受章

タウンニュース

高橋さんに市民栄誉賞

逗子市は桜山在住で2024年度文化勲章を受章した詩人の高橋睦郎(むつお)さん(87)=写真・人物風土記で紹介=に市民栄誉賞を贈ることを決めた。2月2日(日)には授章記念講演会と贈呈式が逗子文化プラザなぎさホールで開催される。

高橋さんは昨年11月、長年にわたる詩、短歌、俳句などの創作活動の実績が認められ、文化勲章を受章した。

北九州市生まれ。中学生のころから詩・短歌・俳句などの創作を始め、大学卒業後、上京し、広告会社に勤務しながら詩集などを刊行。谷川俊太郎や三島由紀夫などとも交流を深め、主な著作に詩集『兎の庭』(高見順賞)、句歌集『稽古飲食』(読売文学賞)、句集『十年』(蛇笏賞・俳句四季大賞)、台本修辞『王女メディア』(山本健吉賞)などがある。

市民からの「功績をたたえたい」との声をうけ、前逗子市立図書館長の安田清高氏を委員長とする高橋睦郎文化勲章受章記念講演会実行委員会が立ち上がり、開催の運びとなった。

「『逗子に住んで』―こしかたゆくすえ―」と題した記念講演会では、初めに高橋さんが詩の朗読を行った後、約40年にわたる逗子での生活と創作活動を振り返るとともに、これからの人生を語る。講演会終了後、市民栄誉賞贈呈式が行われる。ロビーや図書館では著作などを展示するコーナーも設置される。

講演会は既に定員に達し、当日入場はできない。

逗子市の市民栄誉賞は2人目。同賞は2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会で、監督として日本代表チームをベスト16に導いた、岡田武史氏の栄誉をたたえるために創設された。

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