金沢区・磯子区内奉仕団体「ロータリークラブ」今年度会長インタビュー 地域と共に歩む
未来見据えて地域に協力横浜磯子ロータリークラブ清水邦雄会長
入会から約12年が経ち、2度目の会長に就任した。子どもたちの支援やポリオ撲滅に向けた活動など、これまでの福祉に関する取り組みは継続して注力。地域環境のため新たに清掃活動へ協力するなど、磯子区を中心に地域のためにできる取り組みを広げている。
テーマには「未来を考え行動しよう」を掲げた。3年後に控える磯子区制100周年も見据え、記念事業実行委員会の一員としてと協力する。「磯子まつりをはじめとする多くの行事を通じて協力し、長く地域とつながっていきたい」。未来を見据えて継続と変化のバランスをとりながら、クラブや地域の活性化を図っていく。
人との出会い宝物に横浜金沢八景ロータリークラブ山本詩子会長
2つのロータリークラブが合併し4年を迎えた。今年度のテーマは「親睦と友好の輪を広げよう」。会員31人のうち女性が10人と女性の比率が高いのが特徴。自身は、前身の横浜金沢RCで女性初の会長を務めて以来12年ぶりに会長に。「定期的に顔を合わせ、食卓を囲むうちにファミリーのようになる。異業種の人との出会いは貴重。人生の宝物」とロータリーの魅力を語る。
瀬戸神社の「こどもすもう大会」の共催や、関東学院六浦中学・高等学校のインターアクト部との活動、平潟湾プロムナードの清掃などに力を入れていく。「つないできた歴史を大事にしていきたい」
地域に新たな未来を横浜金沢東ロータリークラブ成瀬有沙会長
「笑顔と絆で繋ぐ未来」をテーマに、新しいことをしていきたいという思いで会長に就任。父が会員だったことがきっかけで同クラブを知り、入会して今年で7年目。35年間実施している台湾と金沢区内の小学生の描いた絵画を集めた「国際児童絵画展」はもちろん、「自らが企画する新しいことにも挑戦していきたい」と意気込む。
8月25日には、富岡中、大道中、金沢高の吹奏楽部による音楽祭を開催する。職業講話で中学校を訪れた際、生徒たちから演奏できる場が欲しいという声を聞き、企画に至った。「活動を始めるだけではなく継続し、地域の未来をつくっていけたら」