未来見据え、今から 吉川 ひかりさん(42)(立憲民主党1期)
――市議会議員を目指したきっかけは。
「当初は党県連事務所で働いており、その縁で国会議員の秘書を務めるようになった。たくさん反発もしたが、そんな議員が『女性議員を増やしたい』と推薦してくれ、悩んだが決断した」
――2年前の統一地方選は新人ながら3828票のトップ当選でした。
「プレッシャーもあったが、父(元市議で2017年に2期目の任期途中で亡くなった吉川和夫氏)を応援してくれた人たちの協力もあり、『新しいものを取り入れ、変えていきたい』との思いで無我夢中で走り抜けた。足を使って政策を訴えてまわった」
――茅ヶ崎の課題、今後力を入れたい政策は。
「中海岸、特に3、4丁目では買い物難民がいる。まちぢから協議会の呼びかけで、民間事業者による移動販売が5月から始まるが、支援が必要な人たちが増えてからでは遅い。今からハード・ソフトとも整えていく必要がある。また、中学校給食全校スタートもあり、生きた教材となる地産地消を訴えていく。昨年は子宮がんを患い闘病しながらの議員活動だった。がん検診の普及にも注力していきたい」
――リラックス法は。
「大山登山や鎌倉の寺巡り。声優の推し活ではイベントにも参加し、若者との会話のきっかけになっている」