肉のハナマサの「冷凍たこ焼き」がコスパの鬼! 安いし味はそうでもないだろと思ってた自分を呪った
たこ焼きって奥が深すぎる……!!
冷凍たこ焼きをおいしくする「たこチン君」というアイテムを買って以来、たこ焼きを食べまくっていたらそう思うようになった。たかがたこ焼き、されどたこ焼き。その世界は広いのだ!
【画像】商品の詳細はこんな感じ。原産国は中国で花正は輸入者だ
・安いし多い
皮をはじめ、中身、なんなら主役のタコまで……たこ焼きは同じように見えて実は全然違う。細かいところにこだわりがあって、味や食感にもメーカーそれぞれの特徴がある。
今じゃスーパーを覗けば真っ先にチェックするほどまで “タコ焼き中毒” になったが、それでも常に新鮮な何かをくれるから完全に沼。そして今回、新しい発見というか驚きをくれたヤツが……
肉のハナマサである!
関東地方を中心に展開、そして大阪に進出したことでご存じの人も多いだろうが、そのたこ焼きがハンパなかった。
なにしろ50個入りで970円(安売り価格)。数が豊富な大容量タイプだったことに加え、1個あたり20円を切るのはだいぶ安い。もとから安さがウリとはいえ頭1つ抜けている。
・予想以上のたこ焼き
しかし、こうは言うものの、愚かな私は食べる前の時点では内心ハナマサを疑っていた。値段が値段だけに、中身はそんなに大したことないんでしょと。1個20円以下はさすがになぁと。ただぁ……!
中身を見てビックリ。真っ先に疑惑の目を向けた1個あたりのサイズは20gと普通でむしろ少なくない! そして食べてみると……
しっかりとダシが効いていて、生地のフワッとした中にシャリッとした食感がある(おそらくキャベツ)のがたまらないではないか。これはきっと「あえて」やってそう。しかも、だ。
タコの大きさもなかなかのものだったから申し訳ない気持ちでいっぱいになった。正直に言うと「安いし、きっとタコは小さいだろう」とばかり……。勝手に決めつけて物事を考えていた自分を呪いたい。
このところいろんな冷凍たこ焼きを食べているが、かなり気に入って上の方にランクイン。なんならコレ、個人的NO1に君臨しているスーパー「サミット」のものと戦っても遜色ないんじゃ……
・vsサミット
なんて気もしたから、本当に遜色ないのか実際に食べ比べてみることに。これでハナマサが勝ったら、当分リピ決定だな……と思いきや、並べてみた時点でサミットの強さを実感するしかなかった。
そう、見ての通りサミットのたこ焼きの大きさがバグってるのかと思うほどにデカいのだ。1個あたり30gのヘビー級……これは物理的に強い!
でもって、食べても強かったのがサミット。外皮がカリッとしていてウマいし、噛んだら中身がとろけ出てくるから王者の貫禄すら感じた。もちろん、中のタコだって……
ブリブリの大きめが入っていたからさすが。ハナマサのたこ焼きも十分戦えているのだが、なんというか相手が悪すぎた。
とにかくハナマサの実力は確か。もし人に聞かれたら「コスパの鬼」と推せるくらい……いわゆるお値段以上ってやつだから、たこ焼きにコスパを求める人は気に入りそうな気がする。
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.