ホテルグルメで痩せる!?軽井沢のホテルで“ファスティング宿泊プラン”を体験してみた♪
東京から新幹線で約70分、中軽井沢エリアに建つ「軽井沢マリオットホテル」にて、ファスティングマイスター監修の宿泊プラン「KARUIZAWA RESORT FASTING」が2025年3月31日(月)までの期間、登場しています。
(写真)「軽井沢マリオットホテル」ファスティングプラン体験レポ
美しい空気と豊かな自然に囲まれた軽井沢の地で、ファスティングマイスター伊藤圭志さん監修の贅沢ファスティングを体験できる宿泊プラン。
ダイエットしたいけど運動はしたくない…という怠け者心から、個人的にファスティングに興味があったライターがこちらのプランに注目。体験レポートで、詳細をご紹介します。
軽井沢マリオットホテル「KARUIZAWA RESORT FASTING」でファスティングデビュー!
「KARUIZAWA RESORT FASTING」では、4タイプから選べる客室に宿泊できます。メインウイング の和室(8帖)、スーペリアルームツインおよびキング、ノースウイングの温泉露天風呂付プレミアルームツインおよびキング、温泉ビューバス付プレミアルーム ツインおよびキング。
今回、宿泊したのはノースウイングの温泉露天風呂付プレミアルーム(キング)。ゆったりとした和室と天然温泉の露天風呂が付いたお部屋です。
ファスティングで体の中からデトックスしつつ、温泉で心身のリラックスをはかりましょう。
ファスティングというと田舎のお寺で雑魚寝の合宿という修行のようなイメージもあるかもしれませんが、今回のプランはホテルの素敵な空間で自分を追い込むことなく気軽にファスティングを体験できるところが最大の魅力です。
ファスティングマイスターによるオンラインのファスティング講座をチェック
チェックインしたら、まずはお部屋でカウンセリングシートに必要事項を記入します。こちらの基本情報をもとに、LINEのオープンチャットを利用して、ファスティングマイスター伊藤さんのオンラインアドバイスを滞在中いつでも受けることができます。
また、スマホでQRコードを読み込んでプランオリジナルのファスティング講座の動画をみることができます。
ファスティングの基礎知識から始まり、ファスティングによって起こる体内の変化、継続の仕方など、基本的なことを短い動画でわかりやすく教えてくれます。
夕食の前にこちらをチェックしておくと、よりファスティングへの理解が深まり、やる気も高まりますよ。
筆者は、伊藤さんの普段のファスティングの実践方法や効果についてLINEチャットでお伺いしました。今回は1泊2日のプランなので、今後も続けるとしたらどんなふうに日常生活に取り入れていくのがいいかアドバイスを聞き、講座を見て考えてみるといいですよ。
夕食はホテルメイドのファスティング食
今回の目玉は夕食。ファスティングというと絶食するイメージがありますが、今回はあくまでゆるやかに、心身に負担のない範囲で取り組む初心者向けファスティング。栄養バランスのよいホテルメイドの夕食で、体の内側からデトックスします。
全8種のおかずと全3種の小さなおにぎりで「まごはやさしいわ」を徹底した栄養バランスのメニューになっています。
「まごはやさしいわ」とは、「ま=豆類」「ご=ごま」「は=発酵食品」「や=野菜類」「さ=さかな類」「し=しいたけ類」「い=いも類」「わ=わかめ類」を表す標語。これら8品目を意識してバランスよくとるのが健康によいとされています。
この標語に沿って食材の栄養バランスを考えたファスティング食には、長野県産白インゲン豆のトマト煮(豆類)や、野沢菜漬け(発酵食品)、信州サーモンのバプール(さかな類)、キノコとおからの和え物(しいたけ類)などが並びます。
国産玄米と五穀米の手毬寿司は、枝豆・青唐辛子味噌、野沢菜・白ごま、そばの実・とろろ昆布の3種。
長野ならではの食材をふんだんに使って風味豊かに仕上げられている夕食は、メニュー表の上から書いてある順にいただくのがおすすめだそう。
いずれも一口につき50回、お米は100回、噛むことを意識して食べるように推奨されています。
実際に50回目指して噛んでいると、早食いの自覚がある筆者は10口くらいでもう飲み込みたい感覚に。50回となると、もはやおかずが液状になるレベル。たくさん噛むことで食べるのに時間もかかるので、ゆるやかに満腹中枢が刺激され、控えめでもしっかり満足感のある食事に。
ホテルバイキングといえば、いつもあれもこれもとつい食べ過ぎてしまうので、こんなにも健康的なホテルの夕食ってなかなかないかも…と感じました。
「まごはやさしいわを意識した食事にする」「よく噛む」については、日ごろの食事にも取り入れられそうですね。
「“まごはやさしいわ”の意識を少し高めてもらうと、今まで天ぷらうどんを食べていたのがわかめうどんやとろろそばになったり、ラーメンを食べに行ったときにお野菜のオプションをつけたり、そういうちょっとしたことでも違ってくるかなと思います」と伊藤さん。
ファスティングプランを体験することで、日ごろの食生活の意識を変えるきっかけにもなりそうです。
夜は天然温泉でリフレッシュ!
今回は露天風呂が付いた客室に宿泊しましたが、メインウイングには天然温泉の大浴場もあります。お部屋付き露天風呂とは温泉が違い、大浴場は小瀬温泉、お部屋は塩沢温泉なのだそう。ひとつのホテルで2種類の温泉が楽しめるなんて贅沢ですよね。
小瀬温泉はナトリウム炭酸水素塩泉、塩沢温泉はナトリウム塩化物泉と、泉質が違います。ぜひ、どちらも楽しんで。
また、メインウイングには24時間営業のフィットネスセンターもあります。大浴場に行く前にこちらで軽く運動すると、よりデトックス気分が高まるかもしれません。
フィットネスセンターの利用やオプションでの館内スパもおすすめ
オプションで、「庵スパ KARUIZAWA」の利用も可能。
和のエッセンスを随所に取り入れたスパでは、アロマテラピーや和漢方のボディセラピー、自然派コスメ「SPAKARU(スパカル)」を用いたシグネチャートリートメントなどを受けることができます。
朝食の代わりに酵素ドリンクを
朝食は、ホテルといえばふだんなら豪華ブッフェをいただくところ、今回はファスティングなので特別な酵素ドリンクをいただきます。
クリスタルザイムの「KALA」という酵素ドリンクは約60種類のハーブや野菜、果物を約50種の乳酸菌および酵母で発酵熟成させた飲み物。ファスティング中に重要な成分であるマグネシウム、MSM、L-カルニチン、システインペプチド、コラーゲン生成に関わるとされる水晶から抽出されたシリカを配合しているそう。
一見するとクセがありそうですが、実際に飲んでみるとまったくクセはなく、甘く飲みやすいドリンクでした。こちらは、気に入って家でも続けたいという場合、ホテルに問い合わせて購入することもできるそう。
朝からお腹もスッキリした感覚で、健康的な1日のスタートになりました。
チェックアウトまでは、フィットネスセンターで運動したり、近くをお散歩したりと自由に過ごせます。
筆者は、ホテルから歩いて20分ほどの場所に長野県をメインに展開するスーパー「ツルヤ」があると聞き、散歩がてら向かいました。高品質なオリジナル商品や信州ローカルの食材が揃う人気のスーパーなので、店内を巡るだけでもワクワクします。
ツルヤの少し先には、日本画家・千住博氏の個人美術館「軽井沢千住博美術館」もあります。気になる方は少し足をのばしてみてくださいね。
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ファスティングに興味がある方、心身共に美しく健康になりたい方におすすめの宿泊プラン「KARUIZAWA RESORT FASTING」。伊藤さんが監修する別のファスティングプランには、ドリンク1杯で20キロ歩くようなハードなものもあるそうですが、段階をふんでいくと体がデトックスされていき、さほどつらくは感じないのだそう。
1泊2日のゆるやかなファスティングなので、すぐに何キロ痩せる、といった効果はありませんが、食生活や運動への意識を変えるきっかけにはなります。
まずはファスティングの一歩目を、という方は、ぜひ軽井沢観光がてら「KARUIZAWA RESORT FASTING」を体験してみてはいかがでしょうか。
【軽井沢マリオットホテル】
宿泊プラン「KARUIZAWA RESORT FASTING」概要
期間:2025年3月31日(月)まで ※5日前17:00までの予約制
料金:1名20,592円~(2名1室利用時、税・サービス料込、入湯税別)
電話番号:0267-46-6611
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町長倉4339
(mimot.(ミモット)/Mami Azuma)