矢向小5年1組 まちの魅力を絵手紙に 28日まで矢向ケアプラで展示
市立矢向小学校5年1組の児童がまちの魅力をテーマに作成した絵手紙が、2月28日まで矢向地域ケアプラザで展示されている。
これは同組が今年度の総合的な学習の時間で取り組んできたもの。昨年5月に地元を探検して「まちの魅力を伝えたい」と活動を始めた児童たち。歴史にも興味を持ち、近隣の「史季の郷」スタッフからJR矢向駅前にあるクスノキが戦時中の空襲でも焼けなかったことなど様々なエピソードを聞いた。
そして、どのようにしてまちの魅力を伝えるかを模索する中で、区内在住で日本絵手紙協会の講師を務める川口整さんと出会い、絵手紙で魅力を伝えることに決めた。
思い出の場所描く
児童たちは川口さんから絵手紙の作り方や「感じる心」の大切さを学び、牛乳パックを再利用して手紙を作るところから挑戦。
出来上がった絵手紙には地域の祭りや地区センター、友達と遊んだ思い出の公園など色とりどりの様々な風景が描かれている。児童たちは「紙作りから始まったものが形になって実現して嬉しい」「矢向がもっと好きになった」などと話していた。
展示に関する問い合わせは同ケアプラザ【電話】045・573・0020。