2025パリのブーランジェリー巡り⑧ 1932年創業の日本人にも人気のパン屋さん。サブレは今でも大人気!【Poilane(ポワラーヌ)パリ6区・サンジェルマンデプレ本店】(フランス・パリ6区)
日本のパリガイドブックにも掲載されているパン屋さん「Poilane(ポワラーヌ)」。
パリ市内に数店舗ありますが、今回はサンジェルマン・デ・プレの本店に伺いました。メトロ4番線のサン シュルピス駅から徒歩5分ほどの場所にあります。
お店の看板商品となっているのは、1個2kgもある大きな田舎パンのミッシュです。
お店の左奥に陳列されていましたが、圧倒的な存在感があります。
パの種類はそれ程多くはありません。この日あったのは、ミッシュ以外には大きなブリオシュとショソン・サレ(スリッパ型の塩パン)でした。
ポワラーヌのもう一つの人気商品は「Punitions(ピュニション)」という名のサブレです。ポワラーヌのお店地下のもみの木の薪をくべた石窯で焼かれていて、小麦粉、バター、砂糖、卵のみというシンプルなサブレです。「ピュニション」とは、フランス語で「おしおき」という意味で、創業者のポワラーヌさんが、子供時代に「お仕置きだ!」と言って沢山のサブレをくれたことが名前の由来だそうです。
そのピュニションについて、私のSNSに載せたところ、何人かの方から「想い出」としてコメントを頂きました。
Aさん「二十代の頃からパリに行くたびに必ず立ち寄り、クッキーは山ほど買い、ここのアップルパイが大好きで毎回買ってました!またすぐにでもパリ行きたいです。」
Bさん「私にとっては、20年前から、パリお土産のクッキーで、息子はこの味で育ちました。1月にも息子ファミリーに小さな箱を買って帰りましたが、息子は、大袋を買ってきてくれれば良かったのに、と言っていました。私達世代の懐かしい泉屋のクッキー的な存在です。」
パリにご縁がある方々の想い出の味になっているんですね。それで私もピュニションの箱入りを購入してみました。
シンプルなサブレですが、日本に持ち帰ってもサクサクで頂くことができました。バターがほんのりと香ります。
神戸市の御影にある、焼菓子の超人気店「マモン・エ・フィーユ」のサブレにどこか似ていると思いました。こちらのサブレも絶品です。
SHOP INFORMATION
【店名】Poilane(ポワラーヌ)サンジェルマン・デ・プレ本店
【住所】8 Rue du Cherche-Midi75006 – Paris
【電話番号】+33 1 45 48 42 59
【営業時間】07:15~20:00
【定休日】日
※写真の商品の種類、価格は、2025年7月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗もしくはSNSなどでご確認ください。