中学生が職業体験 文化財のレトロカフェで
国登録有形文化財「五十嵐商店」(秦野市本町)の「カフェいがらし」で1月31日、本町中学校の職業体験が行われた。同店は50ほどある選択肢の1つで、1年3組の長谷川凪瑳さんと藤原怜さんが体験した。
市内の文化財を知ってもらうとともに、今の若者のマナーに対する意識を知りたいという理由で初めて引き受けたという店主の小野文男さん。「しっかりしていて、活発に接客してくれた」と感想を話す。
カフェや飲食店の仕事に興味があり選んだという2人は、文化財である同店の話を聞いたあと店員として働き、時には来店客に話しかけられ世間話に興じていた。