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【葵区・餃子のつるや】ギョーザ500円で満足定食 70歳で開業したパワフル女性店主の店

テレしずWasabee

テレしずWasabee わさびー

飾らないアットホームな店で、ボリュームあるギョーザ定食が食べられる店があります。ギョーザ7つにご飯、みそ汁、お新香がついて500円。70歳で開業した店主こだわりの食材が使われていました。

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いつも通る道でも一本裏へ入ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットをめぐります。今回散策するのは静岡市の中心地、その昔は東海道を行き交う旅人で賑わった「伝馬町通り」です。

看板のないギョーザ店

訪れたのは、伝馬町通りから少し裏道に入った所にある「餃子のつるや」です。

看板はなく、店の名前が書かれているのは貼り紙だけ。

外から見ると昔ながらの喫茶店かスナックか、はたまたヘアサロンか。ギョーザ店だとは思いませんでした。

扉を開けると店主の石谷ふさ子さんが迎えてくれました。

実はここは石谷さんの実家で、若い頃は母と妹と一緒にスナック「サルオルン」を経営していたそうです。

サルオルンとは、アイヌ語でツルを意味するそうです。石谷さんの旧姓「鶴橋」からサルオルンと名付けました。

札幌ラーメンの店でアイヌ語の表があって、そこに書かれていたそうです。

餃子のつるや 店主・石谷ふさ子さん

サルオルンを閉店してからしばらく空き家になっていましたが、石谷さんが70歳で退職した後、餃子のつるやを始め、2024年の2月で1周年を迎えました。

ワンコインでも満足の定食

メニューを見ると、定食の安さに驚きます。

「つるや餃子」は1人前400円。

ご飯・みそ汁にお新香がついた「餃子定食」にしても500円です。

ワンコインだからと、あなどることなかれ。ギョーザが7つもついてきます。

ご飯は青森産の「はれわたり」という銘柄を使っていて、甘い香りと艶やかな米粒が特徴的です。

ギョーザはニンニクがきいていて具もぎっしり入っています。キャベツは石谷さんこだわりの富士宮産。

ご飯とよく合い、あっという間に食べ終わってしまう絶品ギョーザでした。

ご飯はおかわりすることもできるそうです。

夫婦仲良しな石谷さん。休業日になると2人で遊びを兼ねて、おにぎりを持って買い出しに行くのが習慣なんだとか。

普段と違う雰囲気のお店で、楽しい会話とコスパ抜群の定食を味わってみてはいかがでしょうか。

■店名 餃子のつるや
■住所 静岡市葵区音羽町23-2
■営業時間 11:30~14:30
      17:30~20:30
■定休 月・火・日

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