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映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』トークイベントレポート|First Stage “Buster Bros!!!”VS“Bad Ass Temple”のインタラクティブ体験を実施! 客席とキャストが一体となり熱狂のステージに【AJ2025】

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2025年3月22日(土)・23日(日)、東京ビッグサイトで開催の世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2025」(以下、AJ)。22日(土)、REDステージにて「映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』トークイベント」が行われました。

AJスペシャルステージには、イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”より木村昴さん(山田一郎役)、石谷春貴さん(山田二郎役)、天﨑滉平さん(山田三郎役)、ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”より葉山翔太さん(波羅夷空却役)、榊原優希さん(四十物十四役)、竹内栄治さん(天国獄役)が登壇。

本稿では、公開中の映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』(通称:ヒプムビ)のFirst Stageより1st Battle “Buster Bros!!!”VS“Bad Ass Temple”のインタラクティブ体験が実施され盛り上がりを見せたステージの模様をお届けします。

【写真】映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』トークイベントレポート【アニメジャパン2025】

キャストトークでさらに深まる映画愛

「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem- +」の楽曲が流れ始めると、イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”より木村さん・石谷さん・天﨑さん、ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”より葉山さん・榊原さん・竹内さんが登場!「トップバッターは俺!」という言葉に続き、バックスクリーンに映し出されたキャラクター映像と共に歌い始めた木村さんの姿、そして葉山さん・石谷さん・榊原さん・天﨑さん・竹内さんの順に歌詞を紡いでいく姿に開始早々、会場のテンションは高まりをみせていました。

歌い終わった後のトークでは、映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』をさらなる高みへバーストさせていきたいとのことで、「みなさん着いてこれますか?」という煽りもあり、客席からは大きな歓声が上がります。

続くトークイベントの最初には、葉山さんより映画の見どころの言及がありました。「本作は日本初のインタラクティブ映画であり、観客の皆さんの投票によって勝敗が決まる。48通りのストーリーと7つのエンディングがあるので、何度見ても楽しめます」とアピール。専用スマートフォンアプリから投票が可能となっています。

客席の過半数が既に『ヒプムビ』を鑑賞したという話題の流れから、キャスト陣にも同じ質問がされると、プライベートで石谷さんは2回、竹内さんは3回、榊原さんは1回観に行かれたとのこと。実際にインタラクティブ体験をした石谷さんは、投票した後に心臓の音みたいにドクンドクンと聴こえ、観客が自身の投票したディビジョンの勝利を願うような沈黙の瞬間が印象的だと語ります。

また、映画館での応援上映についても話題が及び、浅沼晋太郎さん(碧棺左馬刻役)がお忍びで一人参加した『ヒプムビ』が熱量の高い応援上映回だったというエピソードも披露され、会場は笑いに包まれました。

と、ここで急展開が――!! トークイベントかと思いきや映画の見どころをお話するだけではなく、実際にインタラクティブを体験してみようということになったのです!

 

インタラクティブ体験で『ヒプムビ』の世界へ没入!

折角、イケブクロ・ディビジョンとナゴヤ・ディビジョンが揃っているということで、『ヒプムビ』の1st Battle “Buster Bros!!!”VS“Bad Ass Temple”「Last Man Standing」がスクリーンに映し出され、会場のざわめきからその期待感を肌で感じるなか、いよいよバトルはスタート!

スピーカーが展開されていくカッコいい演出からじわじわとテンションは高まっていきます。空却と一郎の掛け合いから始まる疾走感ある楽曲では、自身が演じるキャラクターのパートに合わせてキャスト陣がキャラに合わせた煽りやポーズを披露!

一郎と空却が顔を近づけ歌うパートになると葉山さんと木村さんがかまし合いをするかの如くお互いを威嚇。さらに、二郎&三郎と十四&獄と同じく自身がラップをするパートに入ると、口ずさんだり相手チームを煽るような仕草を見せた石谷さん・榊原さん・天﨑さん・竹内さんの姿もあり、まるでバックスクリーンのキャラクターたちのバトルがキャスト陣とリンクしているようです。

『ヒプムビ』の映像を背景にキャストがパフォーマンスを見せるという新鮮な状況も相まって会場のボルテージは最大まで上がり、それはリズムに合わせて手を上下に上げたりリングライトを振る手からも客席もキャスト陣と一体となって楽しんでいる様子が十分に窺えました。

アツいバトルが繰り広げられた後に、いよいよ結果発表が。手に汗握るようなドクンドクンという沈黙の後にスクリーンに映し出されたのは“Buster Bros!!!”の文字。今回の勝者は“Buster Bros!!!”となりました! リアルタイムでの投票がラップバトルの勝敗に反映され、まるで自分が物語の一員になったかのような臨場感を味わうことができたのではないでしょうか。

インタラクティブ体験後、興奮冷めやらぬ観客と共にキャスト陣は「楽しかった」「悔しいけど良かった」「アツかった」と映画の魅力を改めて熱弁します。

楽しい時間はあっという間で、名残惜しくもイベントは終盤を迎えます。告知コーナーを終えるとキャスト一人ひとりからインタラクティブ映画の楽しさや『ヒプムビ』の魅力が語られました。最後は、本作恒例の「ラップって!」「たのC―!(楽しい!)」というコール&レスポンスでイベントの幕は下ろされました。

[取材・文/笹本千尋]

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