2025年3月の総括(またいつか)|青山吉能『みずいろPlace』#97
皆さんこんにちは、元気ですか?
わたしは元気です。
青山吉能です。
今月は、なんだかやけに多くの人間の顔を見た気がしますが、多分その頭数は先週末のAnimeJapanでがっぽり稼がれたものと推測します。
ご来場、そして配信でご覧いただいた皆さんありがとうございました。
わたしは合計6ステージ出演させていただいて例年より慌ただしいAJでしたが、きっと皆さんもそうだったのでしょう。皆さんが少し大変そうに、でもとても楽しそうに回っていらっしゃるのを見かけて、改めて感謝感謝だなあと感じました。
さっき見た顔があちらこちらに見えてとってもこそばゆかったです。嬉しかったんですよ、でもなんかおい母さん観に来んなっつっただろほんともうおいまじ佐藤やめろ茶化してくんなまじなんなんだよあのバb・・・いや言ってね〜〜〜し!!!、中学生男子さながら、まっすぐな愛のようなものです。
デビュー当時にぼんやり抱いていた表に立つことへの憧れのパワーは、徐々にキャラクター達へ注ぎ込む炎へと変換されて、今やそれを主なエンジンとして走り続けています。
そんなわたしも実はこっそりと、AnimeJapanで多くのステージに立つということをひっそり夢見ていたので、すべて違う作品でこうやって作品やキャラクターのお話ができることが、感慨深くもあり、当たり前のことではないとしみじみ受け止めていました。
1日目の終わりには帰路に着く前にさまざまな場所に足を運んで、各作品が彩るちいさな没入世界を覗いて、時折体験をして楽しんでいました。
時間も限られていたので急ぎ足でブースを回っていたと思います。皆さんの視界の中に金髪早足妖怪が飛び込んでいて駆け抜けていったこともあったかもしれません。驚かせていたらすみません。
わたし目線でも同じで、知っているオタクがわたしの視界を一瞬でも奪えば、なぜか帯同してくださっているスタッフに「今すれ違った人は昔から応援してくださってる方で」「あ、いまの人は最近結婚したんですよ」など、わたしにはこんな素晴らしいオタクが沢山いるのだと、自然と紹介を始めていました。
皆さんの自尊心の中に、欠片でもわたしの存在がいられるように、年月をかけて心の在り方は変わっても皆さんとの関係は温かく変わらずありたいですね。
さて、もう冬も終わるしなと思い、コートをクリーニングに出そうと整理していたら、ありとあらゆるコートの小宇宙からギターのピックが出てきて、昨年9月から今年2月までの出来事が強制的にフラッシュバッカー。全く片付けが捗りません。
最初のピックはかなり大切にしていたんです。
これから一生一緒に歩んでいくんだと思って、三角が丸に近づけば近づくほど、なんだか自分の背中も押されているような気がして。
消耗品だと知らなかったわたしは、そこからまた安谷屋さんや三井さんに大量にいただいて、「新しいピックって弾きやす」と気づき、今でははもう数え切れないほど沢山の元三角が、わたしを支えてくれています。
この辺のつめが甘いので最初の一枚とか全然取っておいてなくてもう遥か彼方なんですけれど、きっとどの子もかけがえのない経験を共にしたわたしの相棒と言えるでしょう。
先日、WewillBの打ち上げもあったので思い出したように書いてみましたが、気がついたら冬がぶり返していて、この、袋に入ったピカピカのコートを取り出すか否か毎日毎日悩まされています。
ひょっとしてまだまだ雪山chanceありましたか?
今年は気持ちだけは3回ほど滑りに行きましたが、実際には一度だけの雪なら、でした。来シーズンこそはもう少し遠出して泊まりで行きたいし、n年ぶりに自分の板も欲しくなってきています。
現役で滑っていた学生時代は全てが家族のお下がりで、古いモデルばかり使っていたのでチームメイトからは「逆に未来から来た?w」とかなんとか言われて、ああまじで情けなく、言いたかった黙れカス、なんて昔は言い返せず、叫ぶ声は雪に消える。
今のわたしならもっと上手に言い負かしてやれるのに、大人気なく思い出のzipファイルが春風と共に解凍されました。mp3化できない怒りは健在です。現在なんです鷲崎さん!
わたしの感情のマスターキーの持ち主。またヨルナイトで皆さんにもその様を共有したかったですが、また、いつかですね。トカトントンの題字も書きたいって書家の先生も仰っています。
多くの通り過ぎていく顔たちに、また新たな思い出を共にできることを願って。
さあ来たれ4月!のんびりとそして確実に彩りまくりますよ!
それではこの辺りで終わります。
さようなら。
青山吉能
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編集担当:川野優希