印象派の画家・モネの見た景色に没入 体感型デジタルアート『モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光』名古屋にて開催決定
モネの見た景色に没入する体感型デジタルアート『モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光』が、2025年4月9日(水)から6月22日(日)まで、金山南ビル美術館棟(名古屋市)にて開催される。
フランス・パリに生まれ、印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)。移ろいゆく景色や時間を柔らかい色遣いでキャンバスに描きとめ、生涯を通して数多くの作品を残した。本展では、モネが人生で訪れた場所をなぞりながら、モネの見た景色、共に過ごした家族や友人、最後の住処であるジヴェルニーでの生活などを音楽と共に追体験。映像は、19世紀後半にサロン(官展)を離れ、作品発表の場を求めて仲間と自主開催した1874年のグループ展(印象派展)に出展した作品《印象、日の出》から始まる。この作品を見た批評家が辛辣に揶揄したことから、「印象派」という言葉が生まれたと言われており、印象派が生まれた19世紀のフランスでモネはどのように生き何を描きたかったのか、画家の網膜にはどんな光が投影されていたのか。光の世界に包まれながらモネの気持ちを追体験する。
ほかにも、印象派展の変遷や、モネが描いたテーマ、モネの手がけた「連作」の手法、そして彼が影響を受けたジャポニスムに至るまでを解説する「モネを学ぶエリア」や、ジヴェルニーの「睡蓮の池」をイメージしたフォトスポットの設置も。映像作品と合わせて、モネの描いた世界を楽むことが可能だ。
本展の前売券は1月17日(金)10:00から、イープラスほか各プレイガイドで発売。