「3年で600万円貯金した人」が買い物に行くときにしない“4つのNG”→「よくやってる…」「反省」
1週間の食費の予算を“9000円”に抑えるなど、さまざまな工夫を続けて3年間で600万円の貯金に成功した、カリスマ節約主婦の“ののこさん”。その秘訣は、買い物の仕方もポイントのひとつになるそうです。今回は「節約時にやらない4つのNG行動」を教えていただきました。
教えてくれたのは……節約アドバイザー ののこさん
Instagramのフォロワーが28万人超えのカリスマ節約主婦。夫と娘、息子の4人家族。夫の借金が発覚したのをきっかけに家計管理をスタートし、貯金ゼロからスタートして、3年間で600万円貯金を達成。ファイナンシャルプランナー3級を取得。整理収納アドバイザー1級。著書に『スッキリ家事でお金を貯める』『ののこの節約つくりおきレシピ』がある。テレビ出演・雑誌掲載多数。
NG1.家族と買い物に行く
ののこさん「私は基本的に週1回買い物に行くのですが、なるべく1人で行くようにしています。子どもと一緒に行くとお菓子をねだられて予定外のものがカートに入ることになり、1回の購入金額がはね上がってしまいます。節約時は、1人で行くことを心がけると効果的です。」
NG2.スーパーをはしごする
ののこさん「スーパーのはしごは、時間や労力がかかってタイパの面でもおすすめできませんし、安さにつられて必要のないものまで買ってしまいがちです。さらに車で買い物に行く場合、ガソリン代もかさんでしまいます。
日常使いするスーパーは1か所に決めて行くのが、出費を一番抑えられる買い物の仕方です。コストコや業務スーパーは、買うものを決めてから行くなど、目的に合わせてしっかりと使い分けるようにしています。」
NG3.買い物リストを作らない
ののこさん「スーパーで『とりあえず安い食材を買って献立を決めよう』という考えは、おすすめできません。なんとなく買い物をすると、食品を使いきれずにロスが出たり、冷蔵庫にまだ残っているのにうっかり買ってしまったり、特売品に惹かれて予定外のものを買ってしまいがちだからです。
そのため、私は買い物に行く前に『買い物リスト』と『献立リスト』を作るようにしています。買い物前には冷蔵庫の中身やストックを確認して、“今あるもの”と“買い足すもの”でざっくりと献立を考えてメモに書きます。節約を始めた当初は、うまく食材を組み合わせられなかったり、無駄にしてしまうこともありましたが、続けていくうちに慣れてコツをつかめるようになると思います。ゲーム感覚で楽しめると続けやすいと思います。」
NG4.プチプラアイテムにとびつく
ののこさん「何でも安く買える100円ショップは、意外にも節約の落とし穴になることがあります。『プチプラだから』と思ってどんどん買っていると思わぬ金額になりますし、壊れたときに『また買い直せばいいや』という意識になりがちです。
少し値段が高くても質のいいものを選び、長く使うほうがトータルで見て経済的。100円ショップに行くと便利グッズなどいろいろと買いたくなってしまうので、月1回程度の利用に抑え、排水溝ネットなどの必要な消耗品に絞って買うようにしています。」
節約上手なののこさんが「やっていないこと」を参考にすると、無駄を省いて効率的な買い物ができるようになりそうですね。無理なく続けられる習慣を意識して、みなさんも節約生活を楽しんでみませんか?
shukana/webライター