西RC 暗闇体験で多様性感じて 明大八王子中高生を招待
東京八王子西ロータリークラブ(山口覚会長)が3月9日、明治大学付属八王子中学・高等学校の生徒有志14人を対象に「ダイアログ・イン・ザ・ダーク体験事業」を行った。
この事業は、港区にある体験型ミュージアム『ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」』を訪れ、多様性を体感し、対話を通して互いを理解し、尊重しあうことの大切さを学ぶことが目的。
同施設は、視覚や聴覚に障がいがある状態を体験できる。生徒らが参加した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、完全に光を遮断した「純度100%の暗闇」の中で、視覚障害者のアテンドによって、白杖を頼りに歩いたり、サッカーや玉入れなどに挑戦。視覚以外の感覚を研ぎ澄まし、他者とコミュニケーションを行い出口を目指した。
山口会長は「体験中はすべて言葉でコミュニケーションしなければならないのでコミュニケーション力がつくように感じた。生徒たちにも気づきがあったようで、暗闇から出てきた後の顔つきが違った」と話していた。